セリエA第35節フィオレンティーナ戦に向けたアッレグリ監督の前日会見が行われましたので、概要を紹介します。
ーー キエッリーニの状態は?
良いですよ。しかし、明日は休むことになるでしょう。
ーー スクデット争いについて
リーグ戦の行方は明日の試合によって決まるものではありません。まず、フィレンツェで結果を出さなければなりません。
彼らはヨーロッパリーグへの出場権はすでに勝ち取っていますし、この試合に向けた準備をできているでしょう。ユーヴェにとってフィレンツェはいつも難しい場所です。ここ4年はフィレンツェで勝てていなかったように記憶しています。
スクデットを勝ち取るためには残り4試合で4ポイントを積み上げなければなりません。お祝いをする時になれば、祝いますよ。
今はピッチ内に集中しなければならないのです。残り4試合を高いテンションを維持して戦い抜き、その勢いを5月21日に行われるコッパ・イタリア決勝を迎えるべきなのです。
ーー ターンオーバーについて
水曜日に私達は拮抗した試合を行いました。50分過ぎにラツィオが10人となりましたが、より緊張した展開となりました。
プレーをした何選手かはベンチスタートとなるでしょう。過剰にならないようマネージメントすべき状況です。ザザ、モラタ、レミナ、アサモアを評価する必要がありますし、プレーするでしょう。
キエッリーニについてはスタートからプレーできる状態ではありませんが、エヴラを中央で起用するオプションがあります。
フィオレンティーナは前半に得点を決めるなど、良いプレーを見せています。私達はスタートをうまくしなければなりません。重要な試合であり、3ポイント獲得を目指さなければならないのです。
ーー メンタルコントロールについて
意識面での成長は結果に結びつきます。チャンピオンズリーグ敗退による怒りの炎はまだ燃えていますよ。
来年、私達はイタリアでトップの座を維持するだけでなく、チャンピオンズリーグでも躍進しなければなりません。何だって可能なのですが、目標を達成するという適切な信念が必要なのです。
ーー ディバラとケディラの姿がトレーニングにはなかったようですが
私はディバラの番号は知りません。ですが、重要な “ビンテージ” であると言うことはできます。彼は怪我から復帰したところですのでバッテリーを再充電する必要があるのです。今は良いコンディションですよ。
ケディラについては3試合連続で起用したことがないことは事実です。ですが、プレー時間のデータはあります。先発するかはそれらを見てからになるでしょう。
ーー イタリア代表監督について
イタリアにはその職にふさわしい監督が多数いますし、国外にもいます。連盟は良い選択をするでしょうから、誰が(コンテ監督の後任として)就任しても良い結果になるでしょう。