セリエA第33節パレルモ戦後のユベントスの監督・選手のコメントを紹介します。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「今日、私達は前半にいくつかの得点機会がありましたが、その10分後には集中力を失っていました。誰にも余裕はないですし、私達も同様です。
ゴールを許してはなりません。最後のスプリントをしているのですから、試合のコントロールをもっと上手くすべきでした。相手が死んでいる時こそ、トドメを刺さなければならないのです。
昨日の試合でスクデット争いが終わったと見る人もいますが、それは違います。86ポイントに到達するまでには(残り7ポイント)2勝1分が必要です。勝つためのポイント計算はしませんが、ただポイントを積み重ねる必要はあるのです。
ポグバはクオリティを持つべきですし、決定的な存在であることはご承知の通りです。難しいことをやろうとしてミスをするより、シンプルで効果的なプレーを心がけるよう時折彼に伝えています。
レミナは良いプレーをしました。少しミスもありましたから、戦術的な部分で完全しなければなりません。彼は守備の能力があるため、起用を決断しました。
モラタは良い状態でしたので、ディバラと代えることにしました。経験不足からの失敗もしましたが、テクニックとフィジカルを彼は私達にもたらしてくれました。抗議によってイエローカードを提示されたことはいただけません。
結果論ですが、これが最強のユベントスです。優れたベテランたちと良い若手選手たちがチームを向上させてくれるのです。チームは重要な未来が待っていますし、若手選手たちには異なったレベルの責任が与えられるでしょう」
レオナルド・ボヌッチ選手:
「お祝いムードが少しあり、フィールド内でもドレッシングルームでも基本的な姿勢を見失っている状態でした。
(マルキージオの)負傷は私達を動揺させましたし、連動性を失わせました。それによって、パレルモにチャンスが生まれることとなったのです。幸運にも私達は失点せずに乗り越え、2-0 とリードを広げてからは楽な展開となりました。
ーー マルキージオ、ヴェッラッティと中盤が人材不足です
私はミッドフィルダーとしてキャリアを始めましたので、パススキルは持っています。しかし、テンポが違いすぎるのです。
そのポジションでプレーすることに興味をそそられていますが、守備を向上させることも可能です。ユーヴェにはディフェンスの前でプレーできる選手が他にも多くいますから。
ーー プレミア勢から興味を示されていますが
私はユベントスと2020年まで契約を結んでいますし、クラブは私を売るつもりはないと述べています。確かに海外からの賛辞は誇らしいものですが、それ以外の何物でもありませんよ」