ユベントスは ICS (スポーツ金融機構)との間で10年1000万ユーロの融資契約が合意に達したことを公式サイト上で発表しました。
なお、融資された資金はユベントススタジアム東側の再開発費用に当てられる予定です。
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現在、ユベントスはトリノ市街地にあるクラブオフィスやビノーボにある練習場をユベントススタジアム周辺に移転される『Jヴィレッジ・プロジェクト』が進行中です。
その一環として ICS から資金調達を行い、スタジアム東側の再開発費用に当てると発表されています。スタジアム東側には “Jミュージアム” や先日オープンした “Jメディカル” が存在し、これらの拡張工事を含め、再開発が行われる予定となっています。
ユベントスが積極的に融資情報をオープンする理由はクラブの株式を上場しているからに他なりません。
クラブ経営に関わる資金面でのリリースは速やかに発表する責務があるからです。ただ、外国人オーナーが認められているセリエAにおいて、イタリアの ICS との融資契約を締結したことがベストなのかという懸念はあります。
これについては四半期レポート、もしくは株主総会の場において何らかの言及があるものと思われます。
いつもユベントスに対して批判的なことが多いイタリアメディアがこの件については特に記事で言及していませんので、(ユベントスにとって)悪くない取引と言えるでしょう。健全経営でクラブを成長させてくれることに期待です。