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プリマベーラ; コッパ・イタリア決勝第1戦でインテルに先勝を許す

 ユベントススタジアムで行われたプリマベーラ・コッパ・イタリア決勝第1戦はボネット選手のゴールでインテルが 0-1 の勝利で2戦目を迎えることになりました。

画像:TIMカップ決勝に先発したユベントス・プリマベーラ

 試合に出場したユベントスの選手は次のとおりです。

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出場選手一覧('15/16 イタリア杯決勝第1戦 インテル戦)
  選手名
GK 1: アウデーロ
DF 21: リロラ・コソク、6: ブランコ・モレーノ、5: セヴェリン、3: ザッパ(87' 4: コッコロ)
MF 7: マチェク、16: ボヴェ(75' 14: トゥレ)、22: カッサータ
FW 11: バダラ(67' 17: ディ・マッシモ)、9: ファビッリ、8: カスタノス

 リードを得て2戦目を迎えたいグロッソ監督は攻撃面に持ち味のある選手を多く起用する 4-3-3 を主体にしたフォーメーションを選択し、ライバルを迎え討ちます。

 

 試合はインテルがボールを持ち、ユベントスが守勢に回る展開で始まります。

 それでも、最初にチャンスを迎えたのはユベントス。8分、ファビッリ選手にチャンスが訪れますが、ゴールに結びつきません。チーム全体として決勝の固さからか、ちぐはぐな面が見え隠れする中、27分に先制を許してしまいます。

 高い位置で前を向いたボネット選手がドリブルを始めると、ユベントス守備陣はズルズルと後退。そのままエリア内への侵入を許し、カーブ軌道を描いたシューロ決められてしまいました。

 リードを許したユベントスは反撃に転じ、カスタノス選手やバダラ選手のシュートで得点の雰囲気を作りますが、GK ラドゥ選手の牙城を崩すことはできません。また、41分にはバダラ選手がネットを揺らしますが、これはオフサイドの判定で取り消され、前半を 0-1 で折り返します。

 後半は追いつきたいユベントスが攻勢を強めますが、焦りから正確性を欠き、決定的なシュートを放つまでには至りません。対するインテルも速攻を軸に追加点を狙いますが、セヴェリン選手などユベントス守備陣が踏ん張り、時間が経過します。

 試合は前半にボネット選手が決めた1点を守りきったインテルが有利な形でサンシーロで行われる第2戦を迎えることとなりました。

 

 チームとして過密日程をこなしている中での試合でしたから、後半にパフォーマンスが落ちたことはそれほど問題視されないでしょう。

 また、防戦一方の試合展開を強いられた訳ではありませんので、悲観的になる必要もありません。サンシーロでの2戦目でユベントスが先制点を記録した時点でスコアはイーブンになりますし、アウェイゴールの存在を考えると、インテルの動きが重くなることも予想されるからです。

 逆転の芽は残されているのですから、2戦目に向けて開き直りを見せることができるかがトロフィー獲得に大きく影響するものと思われます。