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イタリア紙:「ミーノ・ライオラ氏がユベントスの練習場にいました」

 サッカー界の敏腕代理人であるミーノ・ライオラ氏がユベントスの練習場であるビノーボを電撃訪問したことを『トゥット・スポルト』を始め、イタリアメディアが報じています。

画像:トゥット紙の一面

 注目点は「ユベントスが “どの選手の件” で会談の場を持ったのか」ということです。名前が出ている選手について、獲得の可能性を考えてみることにしましょう。

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ヘンリク・ムヒタリアン(ドルトムント)

 アッレグリ監督がトップ下を熱望していることと、ムヒタリアン選手自身が移籍に含みを持たせるコメントをしたこともあり、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『ジャンルカ・ディ・マルツィオ.com』も話し合いがあったと報じています。

 移籍金は3000万ユーロ前後になると思われますが、これはレアル・マドリードがモラタ選手を買い戻した場合に大部分を賄うことができますので、大きな問題とはならないでしょう。

 選手に移籍希望があり、アッレグリ監督の求めるクオリティーを兼ね備えているのであれば、移籍はすんなりと決定するものと思われます。

 

ロメル・ルカク(エバートン)

 エバートンで気を吐いているルカク選手も、獲得候補として名前が上がっています。

 これはルカク選手が「チャンピオンズリーグでプレーしたい」と公言し、ライオラ氏と代理人契約を締結したことから、ビッグクラブへの移籍を考えているものと伝えられています。今シーズン終了時に23歳となる年齢は魅力的なのですが、来季から放映権料で潤うプレミア勢から引き抜くことは(ユベントスには)困難が伴うと言えるでしょう。

 おそらく、4000〜5000 万ユーロほどの移籍金が必要になるでしょうから、資金的に断念せざるをえないといった形になると思われます。

 

モイゼス・ケン(ユベントス・プリマベーラ)

 ガゼッタ紙』はプリマベーラに所属するモイゼス・ケン(Moises Kean)選手とプロ契約を締結する目的でビノーボを訪問したのだろうと報じています。

 モイゼス・ケン選手は16歳を迎えたため、プロ契約が可能になったのですが、現在ではまだ締結には至っていません。選手が契約を拒んでいるのではなく、より速く成長するために国外へのローン移籍も可能にすることをライオラ氏が望んでいると記事では報じられています。

 この点についてはユベントスの育成部門のメンツもありますから、契約条項に含めることは難しいと言えるでしょう。妥協点を見つけ出せるかが鍵になると思われます。

 

ポール・ポグバ

 チャンピオンズリーグのバイエルン戦で株を上げたポグバ選手の獲得に関心を示すチームが存在するため、獲得オファーについて所属チームのユベントスと話し合いの場を持ったとしても何の不思議ではありません。

 ただ、シーズン中ということもあり決定的なオファーを出せる状況にいるのは現時点ではマンチェスター・シティだけと言えるでしょう。

 仮にポグバ選手を手放すことになるのであれば、できるだけ高値で売りたいという希望をユベントスは持っているはずです。したがって、かなりのプレミア価格が上乗せさえれていない限り、現時点で売却に応じるとは思えません。

 残留するにしても、移籍市場が閉まるまで常に移籍の噂が流れ続ける昨年のような事態が続く可能性は十分にあり得ると思われます。