フランスの『レキップ』によりますと、ポグバ選手が2014年11月から手放すことになっていた自身の肖像権を買い戻した模様だと伝えています。
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ポグバ選手の肖像権ですが、以前に代理人を担当していたウアリ・タナゼフティ(Oualid Tanazefti)氏に帰属した状態になっていました。
選手の肖像権が第三者に渡っている状態はクラブチームからすれば、あまり望ましいことではありません。プレーを紹介したり、選手画像をプロモーションに使用する際に通常以上のコストが発生するためです。そのことがポグバ選手獲得へのネックになっていたとも報じられています。
ちなみに、ポグバ選手獲得に対する問題としては次のようなことが指摘されていました。
- 1億ユーロ以上が見込まれる移籍金
- 2割はライオラ氏の取り分と言われており、1億2千万ユーロが最低ラインと予想される
- ポグバ選手自身に支払う年俸額
- 選手肖像権を第三者(タナゼフティ氏)が持っていること
結果的にルクセンブルクでビジネスを営んでもいるタナゼフティ氏から1000万ユーロで買い戻しており、移籍に向けた障害が1つ取り除かれたものと見られています。
レキップ紙はポグバ選手とアディダス社の契約発表が遅れた理由もこのことが関係しているのではないかと報じていますが、(ピッチ外の問題が)解決されたことで代表でのパフォーマンスも向上するだろうとポジティブに報じています。
ポグバ選手獲得に対するハードルが1つ取り除かれたことを意味していますので、今年夏の移籍市場は昨年以上より移籍報道が活発化すると思われます。