フランスの『Le 10 sport』によりますと、オリンピック・マルセイユはマウリシオ・イスラ選手の買取オプション行使について、資金難を理由に見送る予定であると報じています。

フェルナンド・フェリチェビッチ代理人:
「選手がオリンピック・マルセイユに購入されることはないでしょう。
例え、彼がどれだけ良いパフォーマンスを見せていたとしても、クラブは経済的な理由で買取オプションを行使することはできないのです。
ですから、選手はあと1年の契約があるユベントスに復帰することになります。(イースターの)休暇中ということもあり、将来のことを話すには時期尚早ですよ」
ウディネーゼからアサモア選手と同じ時期にユベントスに加入したイスラ選手ですが、チリ代表で見せるパフォーマンスをユベントスでは発揮できす、事実上の戦力外となっています。
今季は移籍金700万ユーロの買取オプションが付いたレンタル移籍(※ 費用はゼロ)で、マルセイユに加入していたのですが、選手代理人から買取の可能性が否定されたことで夏に新天地を探すことが必要となるでしょう。
この動きについて、『カルチョメルカート.com』はアトレティコ・マドリードからマルセイユにレンタル中のハビエル・マンキージョ選手とトレードになるのではないかと予想を立てています。
マンキージョ選手は今年5月に22歳になるスペイン人サイドバックで、昨シーズンはリバプールに所属していました。確かにリヒトシュタイナー選手の後継者が必要なユベントスが獲得に乗り出しそうな人材ではあります。
ただ、アトレティコで右 SB を務めるフアンフラン選手とヘスス・ガメス選手がどちらも今シーズン終了時に31歳になることを考えると、(将来が期待できる選手であるほど)放出に応じる可能性は少ないものと思われます。
補強が行われることと並行して、イスラ選手の新天地を探しも今年の夏に行われることが確実視されていると言えるでしょう。