イタリア・トスカーナ州で開催されているヴィアレッジョ・カップ(トルネオ・ディ・ヴィアレッジョ)2016に参加しているユベントス・プリマベーラは、バダラ選手の2ゴールでデポルティボ・カミオネロスに勝利しました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | デル・ファベロ |
DF | セヴェリン(20' s.t. コッコロ)、ヴォーリアッコ(1' s.t. エレウテリ)、パロディ、ベルアット(33' s.t. ザッパ) |
MF | トゥレ(33' s.t. ボヴェ)、ディディバ、カスタノス |
FW | バダラ、ポッゼボン(20' s.t. ムピンダ)、ディ・マッシモ |
プリマベーラでキャプテンを務める DF のロマーニャ選手と FW のファビッリ選手は U-19 イタリア代表に招集されているため、今大会には参加していません。
ユベントス・プリマベーラはリーグ戦で起用機会が少ない選手にチャンスを与えると意図が読み取れるメンバーをピッチに送り出し、4-3-3 で40分ハーフで行われる試合を迎えました。
前半は一進一退の攻防で進みます。ユベントスはカスタノス選手からのスルーパスやディ・マッシモ選手の FK などで得点の匂いは感じさせますが、アルゼンチンチームのブロックを打ち破るまでには至りません。
デポルティボ・カミオネロスも同様にユベントスの守備を崩し切れず、前半は互いにゴールレスドローで40分の戦いを終えました。
後半開始と同時にグロッソ監督はエレウテリ選手を入れ、右サイドからの攻撃を活性化を狙った采配を見せると、チームもそれに呼応します。後半3分にバダラ選手がポゼッボン選手のシュートのこぼれ球を押し込み、ユベントスが先制に成功。
後半11分にはエリア内に侵入したポゼッボン選手がピリス選手に倒され、PK を獲得。このプレーでピリス選手が2枚目のカードで退場となり、残り時間を10人で戦うことを余儀なくされます。獲得した PK はバダラ選手が冷静に決め、ユベントスがリードを2点に広げました。
余裕の生まれたユベントスは交代枠なども活用し、リードを保ったまま6分のアディショナルタイムに入ります。何とか一矢を報いたいデポルティボ・カミオネロスでしたが、後半の追加時間にさらに2人が退場し、最終的に8名で試合を終えることとなりました。
初戦に勝利したユベントス・プリマベーラは1試合を終えて、勝点3で首位に立ち、次節はクロトーネとの一戦を迎えることになります。
チーム名 | PT | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 |
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ユベントス | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 |
クロトーネ | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 |
LIAC NY | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 |
カミオネロス | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 |