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【試合後コメント】2015/16 コッパ・イタリア準決勝 2nd Leg インテル対ユベントス

 コッパ・イタリアで辛くも決勝進出を決めたユベントスですが、試合後の監督/選手によるコメントを紹介します。

画像:5人目のキッカーを務めたボヌッチ
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マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「ファイナル進出を決めるのは簡単ではありませんでした。まず最初に私は選手たちが成し遂げたことに賛辞を贈らなければなりません。

 最初の70分間はまったくプレーしていませんでした。インテルはよく走り、プレッシャーをかけていました。私達はそれから上手く動き出し、延長戦を避けるためにいくつかのチャンスを作りだしたのです。そして、選手たちは PK に勝利し、目標を達成しました。

 

 1失点目はおそらくファールだったでしょう。ですが、うまく対処すべきケースでしたし、インテルにチャンスを手渡してしまったのです。

 2失点目はチャレンジの失敗によるものでしたし、3失点目のペナルティは 50m のパスがきっかけでした。私達はより良いプレーをしなければなりません。

 インテルが私達に問題を引き起こすと予想していましたし、私は記者会見で何度も私達はまだ決勝進出の資格がないことを述べてきました。むしろ 0-0 でスタートしていた方が良かったでしょう。3-0 では集中力が散漫になっていました。

 以前にも私は経験しています。ミラン時代(2011/12 シーズンのラウンド16)にファーストレグを 4-0 でアーセナルに勝ちましたが、ロンドンでは 0-3 で落としたのです。

 

 これは成長プロセスとは別の部分です。若手選手がイージーに見えない試合に出場すれば、より学べることになります。インテルは称賛に値しますし、逆に私達は批判に値します。

 インテルのインテンシティは非常に高く、私達は正しい距離を保つことができませんでした。私達が前半にパスで翻弄されたとは思いませんし、ポゼッションやオフザボールで手を焼いたとも思いません。明らかに私が選手たちに試合に向けた適切な準備をさせられませんでした。

 ダニエレ・ルガーニはすばらしいクオリティーを持っており、いつかユベントスでファーストチョイスの選手となるでしょう。彼は経験を積む必要がありますし、特に慣れていない3バックでは尚更です。また、彼はリラックスする必要もあります。加入当初から比較すると、かなり成長しましたからね。

 学習プロセスには良くないパフォーマンスから学ぶ面もあるからです。

 この後に "Fiuuu" というのですか? (*´ο`*)=3 ふぅ〜」

 

レオナルド・ボヌッチ選手:
「嘘をつく気はありません。私がユベントスに加わってから、最悪のパフォーマンスでした。

 私達は間違ったアプローチをしましたし、すべてが間違っていました。それによってインテルはより楽になったと思います。自分たちで首を絞めるこになったのです。幸運にも、くじ引き要素の強いペナルティで勝つことができました。

 

ーー キャプテンマークについて

 ピエルマリオ・モロジーニのためのものです。もうじき彼の命日がやってきますし、今夜はそれを身に着けたかったのです」

 

 故ピエルマリオ・モロジーニ氏はセリエBのリボルノに所属していた 2011/12 シーズンの第35節ペスカーラ戦の最中に心肺停止状態となり、帰らぬ人となりました。

 この件では健康管理体制だけでなく、救護体制にも問題があったとしてイタリアでは大きな騒動が起きたことも起因しているでしょう。モロジーニ氏の命日が4月14日であること、ユース時代に在籍したアタランタとの対戦が今週末に控えていることも踏まえたものだと思われます。