ユベントスのマロッタ GM がポグバ選手が先日『スカイ・ドイチュランド』のインタビューでグアルディオラ監督について語った内容についてボローニャ戦を前にコメントしたと『メディアセット』が報じています。
ジュゼッペ・マロッタGM:
「ポグバのコメントは心配していません。いくつかの質問に対してインテリジェンスあふれる明確な回答をしていました。
彼は私達と一緒で満足しているのです。それは過去10年でベストコーチであるグアルディオラにも言えるでしょう。
ーー グアルディオラがユベントスを率いるまでポグバを引き止められそうですか?
難しい質問ですね。5年先の未来を見通すことなど私にはできませんよ。アッレグリとチーム作りを行うことができていることは私達にとって幸せなことだからです。
コンテが成功を終えた後のプロジェクトを続けることができるよう私達は望んでいます。
ーー (ボローニャ戦の)試合前にトラブルがありました
ここボローニャではいつも数千・数万のティフォージがいます。紙爆弾か、かんしゃく玉のようなものがチームバスに投げ込まれました。
ですが、はっきり言って、フーリガンの行為そのものであり、ポジティブな今夜の試合に相反するものです。フーリガンや暴力行為は試合の価値に反しています。
ーー ボローニャ戦に向けて
いずれにせよ。私達にとって幸せな時です。私達は一貫性を見つけることができましたし、それが重要なのです。
非常に危険な試合ですが、私達はユベントスであり、首位であることを尊重しなければなりません。私達は競争力のあるスターティングイレブンを持っているのですから」
ユベントスのチームバスがアウェイチームのウルトラスに襲撃されるのは “爆弾・ダービー” とメディアで報じられた昨シーズンのトリノダービー以来です。
明らかにボローニャ側の警備に問題があったと思われるのですが、おそらく厳しい処分が下されることはないでしょう。処分対象がユベントスでない限り、動きが鈍いのはイタリアではお馴染みのことだからです。
紙爆弾を投げつけられ、試合開始前に客席から花火を打ち上げられていたのですから、スタジアムから客足が遠のくことは自然なことです。リスクを取ってまで家族で観戦に行きたいと考える人はますます減ると思われます。
仮にグアルディオラ監督を招聘するとしても、早くて3年後の話です。それまでにペップが首を縦に振る年棒を提示できるだけの資金力を持ったクラブに成長しておく必要があるのですが、ピッチ外でトラブルが多発し続ける国のリーグでは非常に難しいミッションになると言えるでしょう。