ユベントスは公式サイト上でセリエA第26節ボローニャ戦に向けた招集メンバー21選手を発表しました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ブッフォン、25: ネト、34: ルビーニョ |
DF | 15: バルザーリ、19: ボヌッチ、24: ルガーニ、26: リヒトシュタイナー、33: エヴラ、46: ロマーニャ |
MF | 8: マルキージオ、10: ポグバ、11: エルナネス、16: クアドラード、18: レミナ、20: パドイン、27: ストゥラーロ、37: ペレイラ |
FW | 7: ザザ、9: モラタ、21: ディバラ、39: ファビッリ |
当初、発表されたメンバーにはケディラ選手が含まれていたのですが、試合に起用する可能性が低かったことによりビノーボに残り調整を続けることとなりました。
前節のナポリ戦からの変更点としては筋肉のトラブルを抱えるアレックス・サンドロ選手が外れ、ひざの怪我からの復帰を目指すマリオ・レミナ選手がメンバーに復帰したことでしょう。
怪我の程度が心配されていたボヌッチ選手とクアドラード選手は両名ともにボローニャ戦のメンバーとして招集されています。
ボローニャ戦の先発予想メンバーは次のとおりです。
【先発予想:4-3-1-2】
GK: ブッフォン
DF: リヒトシュタイナー、ボヌッチ、バルザーリ、エヴラ
MF: ストゥラーロ、マルキージオ、ポグバ
OMF: エルナネス(ペレイラ)
FW: ザザ、モラタ
重要度の高い試合が中3日で連戦となっていることを考えると、疲労を溜め込まないためにもメンバーの入れ替えは不可欠です。
この試合を逃すと、ディバラ選手に休養を与えられるのは3月2日のコッパ・イタリア準決勝の 2nd Leg までない状況ですので、FW はザザ選手とモラタ選手が先発することでしょう。
問題なのは怪我によって選手層が薄くなっている最終ラインのやりくりです。CB はルガーニ選手を、SB はパドイン選手をどのタイミングで起用し、バイエルン戦に先発するであろう選手を上手く休ませられるかがポイントになります。
対戦するボローニャですが、ホームでは上位チームを相手にしても互角の戦いを繰り広げています。インテルには 0-1 で敗れましたが、ナポリには 3-2 で競り勝ち、ローマには 2-2、フィオレンティーナには 1-1 という成績です。
ユベントスも「プロビンチャのチームだから」と甘く見て試合に入ると、手痛いしっぺ返しをくらうことになるでしょう。
ドナドーニが率いるボローニャは 4-3-3 がベースです。攻撃はデストロ選手を CF に置き、ジャッケリーニ選手が左から切れ込んで来るというナポリと似たタイプのチームです。
中盤にはドンサー、ディアワラ、タイデルとフィジカルの強い3選手がブロックを形成する堅い守備が持ち味ですので、彼らを上手く釣り出し、先手を奪い取れるかが試合を進める上での重要な点になります。
難所のスタディオ・ダッラーラから勝点3を上手く持ち帰ることができるかが注目の一戦と言えるのではないでしょうか。