ユベントスは大一番のナポリ戦に向けたトレーニングを開始しましたが、キエッリーニ選手は負傷により欠場することがチーム公式サイトより発表されました。
発表内容によりますと、フロジノーネ戦で負傷したキエッリーニ選手の診察を本日実施したところ、右足ヒラメ筋(≒ふくろはぎ)の損傷が確認されたとのことです。なお、復帰までは約20日を要すると公表されています。
2月に予定されているユベントスの試合は次のとおりです。
大会名 | 節 | 日時 | 対戦カード |
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Serie A | 25 | 2月13日 | ユーヴェ 対 ナポリ |
Serie A | 26 | 2月19日 | ボローニャ 対 ユーヴェ |
UEFA CL | R.16 | 2月23日 | ユーヴェ 対 バイエルン |
Serie A | 27 | 2月28日 | ユーヴェ 対 インテル |
Coppa | SF.2 | 3月2日 | インテル 対 ユーヴェ |
Serie A | 28 | 3月6日 | アタランタ 対 ユーヴェ |
残念なことにナポリ戦、バイエルン戦、インテル戦とビッグマッチはすべて欠場することが確定しました。CB を本職とするのは3選手(ボヌッチ、バルザーリ、ルガーニ)だけとなったことで、アッレグリ監督は対応策を考える必要性に迫られたと言えるでしょう。
現実的な対応策はスイス代表で CB としてもプレーしたリヒトシュタイナー選手を右 CB に起用して、3-5-2 のままで誤摩化せる相手は誤摩化し切ることです。
バックアップなしで3バックを3人の CB で実行するのはあまりにもリスキーです。少なくとも、あと1人は(CB として)プレーできる選手の目処が立たなければ、ディフェンス陣から崩壊する可能性もあり得るでしょう。
もしくは、アッレグリ監督の代名詞となっている 4-3-1-2 にこのタイミングでスイッチするという大博打に出るという方法もあります。
ただ、肝心要のトップ下を務める選手が期待されたパフォーマンスを披露できるのかという問題が横たわっていることは事実です。この点が解決されない限りはギャンブルに出ることは疑問視されることでしょう。
ポジティブな話題としてはエヴラ選手がトレーニングに復帰したことです。左サイドは厚みを増したことになりますので、最終ラインのやりくりをどうするかを詰めることが最優先事項だと思われます。