バイエルン内は “モグラ(=裏切り者)” の話題で持ちきりですが、『ビルト紙』にモグラ扱いされたアルトゥーロ・ビダル選手にユベントス復帰の可能性があると『トゥット・スポルト』が報じています。
グアルディオラ監督の就任初年度からバイエルンではスパイの存在が取沙汰されていました。その頃から続いている話ですので、ビダル選手だけが “モグラ” であると報じるのは明らかな濡れ衣と言えるでしょう。
さて、ビダル選手が1年でバイエルンを離れるという話ですが、噂の出所はチリの『エル・メルクリオ』です。
ユベントスとアトレティコが獲得に名乗りを上げると報じていますが、バイエルンより資金力で劣る2チームが給与面を保証することは難しいと思われます。
ビダル選手がユベントスに復帰する場合は「ポグバ選手が退団した場合に、ケディラ選手とのトレード」という形が現実的です。それ以外の場合は資金的に可能性が低いと言えるでしょう。
また、ビダル選手がバイエルンを離れる可能性も少ないと思われます。
「モグラは恥じるべき」とメディアの前でロッベン選手がぶちまけていましたが、レバンドフスキー選手と衝突したり、ビダル選手を暗に批判している姿勢は “問題児” と言えるでしょう。ロッベン選手の契約は2017年までで、選手自身は契約延長を希望するコメントを出しています。
しかし、バイエルンのミハエル・レシュケ TD がビダル選手を高く評価していますし、レバンドフスキー選手の活躍を考慮するとロッベン選手が追い出される方が時間の問題でしょう。少なくとも、バイエルンのロッカールームにゴタゴタが生じていることだけは事実のようです。