『ガゼッタ・デッロ・スポルト』でブッフォン選手のインタビューが掲載されていましたので、その概要を紹介します。
ジャンルイジ・ブッフォン選手:
「サッスオーロでの敗戦?私が思うに、トラックレーンに戻るラストチャンスでした。私にはそれほど多くの年数は残されていませんし、時間を無駄にしたくありませんし、目標を持たず低迷期を過ごしたくありません。
ロッカールームの誰にとっても重要な反応でした。ビノーボに到着したばかりの選手や何年もここでプレーしている選手にとってもです。
私は監督(のマッシミリアーノ・アッレグリ)が決定的な役割を果たしていると思いますし、私達をベストに持って行くためにどのボタンを押すべきかを知っていたのだと思います。
計算は好きです。数字を愛していますし、(サッスオーロ戦後の)夜も計算をしました。それが私に希望を与えたのです。私は取締役陣にだけにドレッシングルーム内は状況の深刻さを感じていないことはないと語りました。
“スクデットを獲得する、もしくはチャンピオンズリーグ出場権を得るには25勝は必要です。現状は3勝であり、残り28試合で22勝しなければならないのです” と私は述べました。
実現可能であるように見えましたし、現在ではスクデット争いの最前線に私達は戻っています。
ー 最も危険だった瞬間は?
ミラノでの 0-0 だったと思います。インテルにとって良い結果だと解釈された試合(セリエA第8節)です。実際、もし私達が敗れていれば、心理的な面で墓標が立っていたことでしょう。
インテルには私達を打ち下すことができたのですが、彼らはしませんでした。ユベントスにとっては良いことでした。私は正しい姿勢でどの試合でもプレーできることに気づいたのです。
ー ユベントスが(スクデット)本命という声が多くあがっています
彼らは私達が下位にいた時にも言っていたのであれば、私は笑っていたでしょう。そう言われることは良いことですし、やりがいに感じます。
いくつかのポイントについてはライバル次第です。どのチームも私達を外に追いやるだけの強さは有していませんし、またどのチームもここ数年のユーヴェのように他のチームを圧倒することはできないのです。
もしユベントスがスクデットを獲得することになれば、多くの人は自分自身を蹴ることになると思います。つまり、道のりは長く、試合が残されており、オープンな状況なのです。
ー ナポリやインテルがスクデット争いのメイン?
彼らはどちらも同じレベルですし、毎週リーグ首位が入れ替わる激しいリーグです。
インテルはヨーロッパでの戦いがありません。それが彼らの大きな助けになっています。ナポリはよく整備されたマシーンです。彼らはヨーロッパ屈指の攻撃陣を持っていますし、優れた(マウリシオ・)サッリ監督のおかげで今ではディフェンスにも自信を持っています。
ナポリはスクデットに値します。
ー チャンピオンズリーグ決勝ではバイエルンが待っています
私達がそれほどチャンスに恵まれない試合を戦うことになるということは事実です。オッズをひっくり返すには怒り、無慈悲、偉大な意志、そして少しの運が必要になるでしょう。
ー ディバラについて
私の父がディバラに夢中なのです。
私より幸せですね。私はパウロがメンタリティ、人間性、細部へのこだわり、キャラクター、ハングリーさ、そしてテクニックのすべてにおいてチャンピオンにあると思います。
彼はフットボールの世界でベストになるためのすべてを持っています」