ラツィオとのコッパ・イタリア準々決勝に勝利したユベントスですが、試合後の監督/選手のコメントを紹介します。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「私はラツィオを称賛しなければなりません。前半は非常に拮抗した試合でしたし、彼らはハイテンポを維持しました。
ユベントスはハーフタイム後にテンポを上げ、激しい試合となりました。枠内シュートを許しませんでしたし、逆に私達は試合を決定づけるチャンスを幾度となく作り出したのです。
選手たちを褒めなければなりません。この試合は決して簡単なゲームではなかったからです。私は “ローテーション” という言葉を好みません。非常に競争力のあるチームを有している訳ですし、どの選手を外すのかを決めることは常に困難なことだからです。
シモーネ・ザザは良くやってくれました。アルバロ・モラタは後半には持ち直しました。マルティン・カセレスはハードワークしてくれましたし、私達が彼を必要とする重要な選手です。
私達の目前には3つのコンペティションが控えているのですから、心身ともにすばらしい状態の選手たちを私達は必要としているのです。また、私達は地に足をつけなければなりません。なぜなら、私達はまだ何も達成していないからです。
ー コッパ・イタリアの準決勝はホーム&アウェイ戦です
すばらしい準決勝になるでしょう。決勝の舞台にたどり着くには偉大なクラブと相対せねばなりません。
ですが、今の私達は今週末に行われるローマとの対戦に集中しています。
ー サッリとマンチーニの件についてのコメントは?
私はそのことを裁定する立場にありません。そういった状況下においても自分自身を見失わない必要があります。
私が言えることは私達マネージャー(=監督)は規範として振る舞う必要があるということです。私達はチームのリーダーなのですから、プレッシャーや緊張がある中でも努めて冷静さを保つ必要があるのです。
簡単なことではありませんが、そのような状況でも冷静でいるべきですし、さらなる緊張を煽るようなことは控えるべきでしょう」
レオナルド・ボヌッチ選手:
「私達はすばらしいラツィオと対戦しましたが、ピッチ上で自分たちの特徴を出し、良い試合をしました。もう少し得点を取ることも可能でしたが、大事なことは試合に勝つことだったのです。
ユベントスはいつだって勝たなければなりませんし、ピッチに立ったからには血を吐く思いで戦わなければなりません。3つのトーナメントすべてで最後まで押し進むためには選手全員の貢献が必要なのです。
インテルとの準決勝は素敵な挑戦となるでしょうが、今の私達はセリエAの戦いに焦点を合わせています。ナポリとは2ポイント差ですし、彼らは私達にとって問題となる存在です。しかし、私達もその位置にいつのですから、最後まで戦い抜きたいと思います」
ステファン・リヒトシュタイナー選手:
「彼らにゴールに迫られたのは1度きりでしたが、私達はその前にゲームを終わらせておくべきでした。上手くプレーしていましたが、試合を通して支配することでアドバンテージを得る必要があることが再度示されたと言えるでしょう
信頼性は取り戻しました。シーズンの序盤は完璧とは言えませんが上々のプレーを見せていたのですが、運悪くいくつかの試合で敗れてしまいました。
ロッカールームのベテラン勢が再び選手たちに着目したことで、数ヶ月は失われていた信頼性を再構築することになったのです。
リーグ戦では自分たちのことを考えなければなりません。私達の周りにいるチームは上手くプレーしていますし、ローマも依然としてタイトルレースの中にいます。そのため1試合、1試合を戦って行く必要があります。
日曜日の試合についてですが、ローマの監督が代わったことは私達にとって重要なことではありません。彼らは強みを持っていますし、今シーズンの1つ目の大一番に向けて上手く準備しなければなりません」