前節サンプドリア戦で中盤の底でプレーし、アッレグリ監督から太鼓判が押されたエルナネス選手が『スカイ』のインタビューに心境を語っていましたので、概要を紹介します。
エルナネス選手:
「私はエドガー・ダービッツがここで勝つための方法を学んだという言葉を見ました。
科学者だったブルース・リプトンの著書の中でも説明されています。彼は細胞の実験で、環境によって細胞が適応し変化することを示しました。
この環境で作り出されるものは特別なものであり強く示されています。ここに到着した時に思考は変化し、細胞はすべて “白と黒” へとなるのです。
特別な雰囲気ですし、このユベントスの経験を感じることは圧倒させるものなのです。
私がここに到着した時、トップ下だという自分の意見を持っていました。そして、監督と話し合い、考えは異なっていました。今現在、私はこの役割にほぼ 100% 適応しています。
私は中盤の底でプレーするようになりましたが、プレーしたのはわずか3回だけです。しかし、私のキャリアの強みは異なるポジションに適応する能力が常にあります。
多くの選手がそのことを良いことと見なしているとは思えません。なぜなら、役割を見つけなければなりませんし、そして改善しなければならないのです。私にとっても難しいことですが、私の長所は異なるポジションでプレーする能力なのです。
新しいポジションで起用されたサンプドリア戦での私の貢献には満足しています。確かに、ここでの生活は批判されタフなスタートでしたが、そのことに焦点はあまり当てられませんでした。選手として成長することで、スポットライトを当てたいと思います。
私達はトレーニングで常にベストを尽くさなければなりませんし、チャンスを待たなければなりません。
監督は私達全員にチャンスを与えていますし、ポジティブな側面を与えています。数多くの試合がありますので(起用される)機会が訪れることを私達は知っているのです。
(ラツィオ時代にウディネーゼ戦で決めたゴールについて)美しいゴールでしたね。覚えていますよ。
日曜日の試合が終わった時には同じ経験ができることを期待しています。ピッチに立てば、同じようなゴールを決められるか?求められる役割が変わっていなければ…
大事なことは試合が終わった時に勝っていることですよ」
ダービッツ選手の言葉ですが、ユベントススタジアムにも掲載されており、次のような内容です。
(意訳)ユベントスで私は勝つことを学んだ。どう成功するかを知らなかったし、ロッカールームの空気に触れることが何なのかも知らなかった。
それに、選手から選手へのパスのコンセプトも知らなければ、何百何千ものファンの感情を切り替える感覚も知らなかった。
同じようなことを体験できるクラブは世界中のどこにも存在しない。
スタジアムツアーで見られるエリアに他のレジェンドたちの言葉も展示されているはずですから、ツアーに参加した際は探してみると良いかも知れません。