EURO 2016 が開催されることもあり、代表チーム入りの当落線上にいると思われる選手が出場機会を求めて1月の移籍市場でチームを離れることは十分に考えられます。
ユベントスでその可能性が高いのはザザ選手ですが、仮にザザ選手が移籍を決断した場合の代替選手を『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じています。
まず、ザザ選手が移籍するかが最初の焦点です。イタリア代表の CF はペッレ選手が務めていますが、文句なしの実績を残している訳ではありませんので、残り半年での序列の変化は十分に起こりえることでしょう。
そのためにはクラブチームで常時出場し、代表監督のコンテにアピール必要があります。しかし、ユベントス FW 陣内での序列を覆すのはかなり厳しいものと思われます。
今年夏に代理人が「レアルでのモラタのような境遇は避けたい」と発言していたことが現実になってしまったと言えるでしょう。そのため、EURO への出場を優先するのであれば、1月に移籍を決断しても不思議ではありません。
仮にそうなった場合、純粋な FW は3選手となるため、ユベントスのフロント陣には代役の選手を確保することが求められることとなります。
最初に名前が上がっているのは昨シーズン後半戦にレンタル移籍で加入したマトリ選手です。アッレグリ監督のお気に入りとしても知られていますが、今季所属するラツィオではポジションを掴み取れておらず、獲得交渉の余地はあると言えるでしょう。また、求められるプレーをすでに理解していることもプラスと評価されます。
次にペスカーラに所属するジャンルカ・ラパドゥーラ選手(25)も候補として報じられています。目下セリエBでの得点王(20試合10得点)であり、マロッタGMやパラティーチSDが視察に訪れていることからも、チェックされている選手であることには違いないでしょう。
FW 陣の入れ替えが行われるかどうかはザザ選手の決断にかかっていると言えるのではないでしょうか。