ユベントスのキエッリーニ選手が『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに対し、「ユベントスにはまだスクデット5連覇を達成できる可能性がある」とコメントしています。
コメントの概要は次のとおりです。
ジョルジョ・キエッリーニ選手:
「イタリア代表チームは偉大な存在になるすべてを持ち合わせていると思います。チェーザレ・プランデッリとの最初の2年はグループとして機能していたこともあり、ポジティブなものでした。
残念ながら、ミスを犯したことで2014年のW杯は大きな後悔が残りました。標準レベルにまで到達していなかったと思います。
私は他の人と同じように最終的にピルロは代表チームに戻って来ると信じています。ですが、遅かれ早かれ彼が離れることに慣れなければなりません。インテルのアンドレア(・ピルロ)を見ることは想像できません。マロッタGMが言及しているように移籍することはないでしょう。
ジョン・エルカンのユベントスはまだスクデット5連覇が可能という発言は正しいです。彼は困難なスタートを切ったチームに活を入れる意味で言ったと思いますが、私達は上向いていますし、5連覇はできると思います。
困難な状況についての理由は多数ありますが、自己批判とともに状況をコントロールしようとしています。問題はありきたりですが、多くの失点を許している反面、十分な得点ができていないのです。ミスを修正するとともに、バランスを取り戻さなければなりません」
ジョン・エルカン氏ですが、ユベントスの親会社 Exor で会長を務め、フィアットグループの会長でもあります。
ちなみに、会長本人が「クリスマスまでに15ポイント上乗せ」を求めているとガゼッタ紙で報じられていることを見落としてはなりません。なぜなら、今年のリーグ戦はあと5試合で、チャンピオンズリーグは2試合だからです。
つまり、『5連勝できなければ、スクデット5連覇は実質的に潰える』と見ていると言えるでしょう。現実的な線引きとしては4勝できるかが鍵だと思われます。上位チームとの勝ち点差を詰めてクリスマスを迎えることがファンから信頼されることになるのではないでしょうか。