今年の夏にポルトから2600万ユーロの移籍金で加入したアレックス・サンドロ選手がスカイ・イタリアのインタビューに答えたことを『トゥット・スポルト』が報じています。
インタビューの概要は次のとおりです。
アレックス・サンドロ選手:
「ブッフォンやエヴラといった経験豊富な選手たちの言葉は私達全員をとても勇気づけるものです。彼らはピッチ内外でも重要な存在です。
獲得コストにどのぐらい要したかは気にしていません。ディフェンス、オフェンスの両面で日々向上するためにトレーニングしていますし、私はまだ成長段階なのです。ユーヴェは常に勝つためにプレーしますし、私達は試合ごとに改善していかなければなりません。
私がロベルト・カルロスの後継者?彼がそのように私を高く評価していることは非常に誇らしいことです。その言葉を胸に練習に励みたいと思います。
それから、私はエヴラがマンチェスター・ユナイテッドでプレーしていた時から彼のファンなのです。そのような彼と共にトレーニングできる時は私にとって誇らしいことなのです」
DF の選手として高額な移籍金を支払った割に起用頻度が少ないことは事実ですが、それはポジションを争っているパトリス・エヴラ選手が移籍金2600万ユーロ以上の活躍を見せているからに他なりません。
エヴラ選手のパフォーマンスがイマイチであるにも関わらず、アレックス・サンドロ選手をベンチに置いているなら問題視されるでしょう。
ですが、純粋にエヴラ選手の内容が上回っているだけなのです。アレックス・サンドロ選手が真のワールドクラスになるには、エヴラ選手を上回る必要があります。エヴラ選手はアレックス・サンドロ選手にとって『越えなければならない壁』だと言えるでしょう。