株主総会の場でチームへの苦言を呈したのはアンドレア・アニェッリ会長でした。8節を終えて、20チーム中14位。前年度王者の成績として許容できる範囲を超えていると言えるでしょう。
アニェッリ会長のコメントが異様は次のとおりです。
アンドレア・アニェッリ会長:
「違いを生み出せる選手たちによってユベントスが生まれ変わるプロセスにあるということは知っています。
ですが、リーグ戦14位という我々のポジションは正当化されるものではありません。ディバラ、レミナ、ルガーニ、モラタ、ストゥラーロ、ポグバ、そしてザザへの投資は我々のすばらしい将来を保証してくれるでしょう。
移籍市場では気を配っていますし、テベスのケースのようにアドバンテージをとれるよう準備しています。
カルチョは変革期です。ヨーロッパの大国に近づくために国としてのアプローチも必要になります。私はより多くの資金を下部リーグに費やすことができるという事実を避けたことはありませんが、上手にプランを立てる必要があります。
チーム削減は深刻で、Bチームの導入にも影響を及ぼします。Bチームが我々に許可されれば、プレミアリーグのようにローン移籍が行われるでしょう。プレミアリーグのチームは175選手をローンに出していますが、セリエAは452選手です。これでは選手成長のコントロールを失ってしまいます。
イタリア経済にスポーツの重要性を与え、競争力のあるスポーツプランは大きな影響を与えるでしょう。イタリアサッカーは信頼のある反応、提案、人材が必要なのです。要するに、変化が必要ということです。
アッレグリへの個人的な批判になるのではないか?私の見解を強調しておきますと、ユベントスで働くすべての人物は会長からクラブショップの店員までユベントスが14位にいることを容認できないと思わなければなりません。
加えて、会長からクラブショップの店員までユベントスで働くからにはユベントスが今シーズン競争できるポジションに戻るために働かなければならないことを知るべきなのです。これが私が『ユベントスが14位にいることを許容できない』と言った理由なのです」