今週の頭から全体練習に復帰していたリヒトシュタイナー選手ですが、ユベントスの医療チームからのさらなる精密検査要望を受け、セビージャ戦の招集メンバーから外れることが公式サイトより発表されました。
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発表内容によりますと、医療チームはリヒトシュタイナー選手が呼吸困難を訴えた要因として心臓病関連に疑いを持っており、専門家による追加の精密検査およびアドバイスを求めたことによるものであるとのことです。
なお、今回の追加検査の目的はフロジノーネ戦でリヒトシュタイナー選手の身に起きたことと、心臓疾患に関係がないことを明らかにするためであることも合わせて発表されています。
ちなみに、医療チームがナーバスになっている理由はリリアン・テュラム選手のケースでやらかした過去があるからです。
バルセロナに移籍したテュラム選手のメディカル情報に「心臓病の恐れあり」と記載されていたものですから、選手本人が「違う」と否定し、大きな騒動となりました。結果を述べると、ユベントス側の誤診だったのですが、テュラム選手は「家族をこれ以上心配させたくない」との理由で現役引退をする決断をしました。
この経験を踏まえて、専門家による見解を求めたと言えるでしょう。怪我人が続出しているユベントスですが、リヒトシュタイナー選手への対応については間違った判断はしていないと評価することができると思われます。
