かねてからユベントスが獲得に乗り出していると報じられて来たカリアリのゴッドフレッド・ドンサー選手ですが、セリエA のボローニャがカリアリから1年間のレンタル移籍に合意したと公式発表しました。
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— Bologna Fc 1909 (@BfcOfficialPage) 2015, 8月 25
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この契約には買取オプションが付帯していると見られており、ボローニャがセリエA残留を果すとオプションが行使される見込みが強くなると言えるでしょう。
ユベントスとしては長期的な視野で考えるとドンサー選手の保有権は持っておきたいところなのですが、ウディネーゼ戦で不甲斐ない戦いをした以上、今のチームの競争力を高い水準で保つ必要があることを優先したのだと思われます。
また、ユベントスの支配下選手とすると給与面での支払いといった形でチームの負担が増えることを嫌ったという点も少なからず影響していることでしょう。
少なくとも、ドンサー選手はユベントスが継続して追いかけていた選手であるだけにアレックス・サンドロ選手のように次回以降の移籍市場で加入が決定する可能性は十分に残されています。
ボローニャは相手に押し込まれる時間が多くなることが予想されるため、ポジションを獲得すれば、選手としてのポテンシャルをビッグクラブに見せる機会は試合で多く訪れることでしょう。良いプレーをスカウト陣の前で継続して披露できるかがドンサー選手の成長の鍵だと言えそうです。