マルセイユの本拠地:スタッド・ヴェロドロームに乗り込み、親善試合を行ったユベントスですが、試合結果は 2-0 で完敗しました。
ケディラ選手は右ハムストリングを痛めて25分でストッレッチャーに乗せられて負傷交代し、ブッフォン選手はクロスへの判断ミスから失点し、リヒトシュタイナー選手は主審に不満を募らせて45分でレッドカードが出される有様でした。
この試合に先発したユベントスのメンバーとフォーメーションは次のとおりです。
GK: ブッフォン
DF: リヒトシュタイナー、ボヌッチ、カセレス、エブラ
MF: ケディラ、マルキージオ、ポグバ、ペレイラ
FW: マンジュキッチ、モラタ
試合ダイジェストについては、オリンピック・マルセイユがホームページ上で公開している映像から確認することができます。
ケディラ選手が負傷交代するまでは試合を上手く進められていたと言えるでしょう。チーム全体としては、負傷交代後に微妙に歯車が狂い始め、35分に残念な形でリードを許すことになってしまいました。
チーム状況としては怪我人が発生していることを除いては悲観的になる要素は低いと思われます。
ケディラ選手と交代で出場したストゥラーロ選手が十分なパフォーマンスを見せていましたし、ポグバ選手はチームでの存在感を始め、67分の FK などもプレースキッカーに名乗りを上げるには十分すぎるキックの質でした。また、モラタ選手とマンジュキッチ選手の前線の動きも改善されているという印象を受けました。
課題としては、ディバラ選手がプレーする際にスペースをどう確保するかという点と、相手の絶好機をお膳立てするようなプレゼントボールを与える頻度を下げるという点の2つが指摘されることでしょう。