ユベントスとサッスオーロが共同保有する形となっているドメニコ・ベラルディ選手について、その保有権がサッスオーロに渡ったとジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏がレポートしています。
なお、ユベントスは来年夏に1800万ユーロでの買い戻し権を有しているとのことです。
来シーズンは高確率でユベントス加入が見込まれることから、実質的に共同保有権の1年延長だと言えるでしょう。
仮に、今年の夏にベラルディ選手の保有権をユベントスが買い取ろうとすると1500万ユーロが必要になっていただろうと見られており、その額を節約することができたと言うこともできます。
右ウィングがベラルディ選手にとってプレーしやすいポジションだと思われるので、将来はロッベン選手のようにゴールも決めれる選手になって欲しいと思います。将来のことを考えると、来シーズンのユベントス攻撃陣のテーマとしては「3トップも使いこなせるようになること」が適切でしょう。
バルサ、レアル、バイエルンとチャンピオンズリーグの優勝候補に挙げられるチームは3トップをメインに戦っていることもあり、攻撃に比重を置いた時は3トップにスイッチできることは重要な点だと言えます。
公式サイトでもベラルディ選手の保有権がサッスオーロに移ったことは正式発表されており、4年間で1000ユーロが支払われることになると言及されています。ちなみに、この取引によって 2014/15 シーズンに730万ユーロのプラスがもたらされるとのことです。
ベラルディ選手にはぜひユベントスの屋台骨を長く支える攻撃の中心に成長して欲しいと思います。