ユベントスのアンドレア・アニェッリ会長が今シーズンを総括するプレス・カンファレンスに出席しました。
会見はイタリア語で行われたのですが、英語のライブ通訳が備わった映像は公式 Youtube チャンネルで確認することができます。
なお、会見の概要は次のとおりです。
アンドレア・アニェッリ会長:
「我々は自分たちを誇らしく思えるような1年を終えることができました。ヨーロッパでのユベントスの歴史を振り返ってみても、私は我々がこうでありたいと望むレベルにまで戻ったと思います。
我々はベルリンで素晴らしいパフォーマンスを披露しましたし、将来の糧となるでしょう。ボルシア・ドルトムントやレアル・マドリードとの試合後、我々はバルセロナと対戦することができました。どのチームにとっても決勝に進出することがタフなことを我々も知っていますが、チャンピオンズリーグ決勝は我々にとって未来へのスタート地点です。
私はチームにはストレスなくグループステージを突破できると期待していますし、少なくとも16強もしくはその2つ先までたどり着いて欲しいです。隣にいるミランのように『我々は来年チャンピオンズリーグ決勝の舞台に立つことが当然』というのは間違っています。
特別なシーズンでしたし、我々は全員成し遂げたことを誇りに思うべきです。私ができる全てのことはマロッタ、パラティーチ、そしてネドベドに感謝の意を表明することです。彼らはクラブのスポーツ面において奔走してくれました。アッレグリがやって来てくれたこと、そしてユベントスを歴史的な業績へと導いてくれたことにも感謝を示したいです。
クラブ、コーチ陣、そして選手たちは全てが同じく重要なのです。それらのどれもが有要であり、どれも欠くことができません。
ユベントススタジアムの隣接地(コンチナッサ)に練習場を移転させるプランが進行している。 |
2, 3年以内に、我々はコンチナッサ(Continassa)に『モンド・ユベントス』を有することになるでしょう。そしてビノーボは本当のユベントスアカデミーのホームとなるのです。
アルド・マッツィアとフランチェスコ・カルボによる仕事ぶりはクラブがステップアップをする上で欠かせない手助けとなりました。2013/14 シーズンの売上高である3億1500万ユーロはピッチ上でヨーロッパ最大のチームと向き合えるようになることを可能にします。春がやってきた時に3つのコンペティションがまだ進行していれば、シーズンは成功したと言えるでしょう。
リーダーたちのグループを預かる立場にあるのが私にとっての特権です。いずれのリーダーもそれぞれも担当分野でプロフェッショナルな仕事をしてくれています。私はユベントスで働いているすべての男女に感謝したいです。昨日、我々は来るシーズンでの成功に向けた準備を始めました。
私の目標はチームが成長し続け、競争力を維持することを確実にすることです。私はクラブ運営はビジネスマン、機構、そしてサッカー選手によって運営されるべきだと思います。
ユベントスはチャンピオンズリーグ決勝に、ナポリとフィオレンティーナはヨーロッパリーグベスト4というのはイタリアサッカー界の成功ではありません。この3クラブがよく働いたからなのです。私は特にここ数年で我々が成し遂げたことに特に今年成し遂げたことに誇りに思っています。驚異的なシーズンでした」