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【移籍ウワサ話】2015年5月最終週

 5月最終週にメディアで報じられたユベントス関係の移籍報道は次のようなものがありました。

1.ディバラ、トリノでメディカルチェック

 以前から移籍が報じられていたパレルモのパウロ・ディバラ選手がトリノでメディカルチェックを受けたことが報じられています。

メディアに囲まれるディバラ選手

 リーグ終了後の正式発表を待つだけといった所でしょう。セリエAでプレーしていたことから、リーグへの適用という面では大きな心配はありません。チームでの連携面に関してもキャンプインの最初から参加できるという点もプラスに働きます。

 ユベントス加入となれば、攻撃の軸として君臨して欲しいと思います。

 

2.ケディラもメディカルチェックを通過?

 今シーズン終了後にレアル・マドリードとの契約が満了するサミ・ケディラ選手がユベントスのメディカルチェックを通過したと報じられています。

 2013年に右ひざ全十字靭帯を断裂した経歴があるだけに、怪我の回復状況が最大の懸念事項だったと言えるからです。サイズという点で大きなメリットを持った選手なのでコンディションに問題がなければチームに貢献してくれることでしょう。中盤の補強候補として1番名前が取沙汰されている選手なので、今後の展開に注目です。

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3.ビダルアーセナルと合意済み?

 チリの新聞が「ビダルコパ・アメリカ終了後にアーセナルに移籍し、サンチェスとプレーすることに合意した」と書いています。去年もユナイテッドへの移籍が合意していると書いたこともあり、願望が混ざった記事であると思われます。

 仮に選手側と合意していたとしても、保有権を持つチームとの交渉が残っています。その点に関する情報が皆無ですし、移籍金で折り合えなければ補強が大失敗となる可能性もあります。普通はプランBを準備しているはずですが、その際、代替候補の1人であるケディラ選手の争奪戦が起きなかったことからも“飛ばし”であると言えるでしょう。

 

4.ユーベ、ナインゴランの横取りを狙う

 ローマに所属するラジャ・ナインゴラン選手をユベントスが獲得することを狙っていると報じられています。

 ナインゴラン選手の獲得がメディアで取り上げられている理由はローマとカリアリの共同保有の選手だからです。今シーズンまでは選手の保有権を共同保有することが認められていたのですが、来シーズンからは禁止されます。

 従って、少しでも高値で(所有する保有権を)売りたいカリアリは買い手がローマでもユベントスでも気にしないということになるのです。中盤の選手に移籍の噂が絶えないユベントスとしては実力者はしっかりとチェックしていると言ったところだと思われます。