UEFA は 2014/15 シーズンのチャンピオンズリーグ決勝を担当するレフリーを発表しました。主審はトルコ出身のジュネイト・チャキル(Cuneyt Cakir)氏が務めることになります。
副審もバハティン・ドゥラン(Bahattin Duran)、タリク・オングン(Tarik Ongun)氏とトルコのユニットが担当することも合わせて発表されています。
懸念点としては、第4審判をスウェーデンのヨナス・エリクソン氏が務めることでしょう。マドリー戦のように肩入れされてしまうと、非常に厳しくなる恐れがあるからです。
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チャキル主審が担当したヨーロッパでのコンペティションにおけるユベントスとバルセロナの成績は次のとおりです。
日時 | 大会 | 対戦相手 | 試合結果 |
---|---|---|---|
2010/08/19 | EL Qaul. | @ Sturm Graz | 1-2 (W) |
2012/11/20 | CL GL | v. チェルシー | 3-0 (W) |
2014/04/24 | EL SF-1st | @ ベンフィカ | 2-1 (L) |
日時 | 大会 | 対戦相手 | 試合結果 |
---|---|---|---|
2010/09/29 | CL GL | @ ルビン・カザン | 1-1 (D) |
2012/04/24 | CL SF-2nd | v. チェルシー | 2-2 (D) |
2012/10/02 | CL GL | @ ベンフィカ | 0-2 (W) |
ユベントスは2勝1敗、バルセロナは1勝2分であり、両チームとも極端に相性の悪い主審とは言えません。両チームとも、チェルシーをホームに迎えた試合とベンフィカとのアウェー戦でチャキル主審が担当していることでしょう。
2013年3月のマンチェスター・ユナイテッド対レアル・マドリード戦でナニを一発退場させた判定に批判の声が上がったこともありましたが、格段に問題のあるレフリーだとは思いません。W杯でメキシコ代表監督から「さっさと国へ帰れ」と名指しされた UEFA エリートレフリーより適任だと思われます。
コッパ・イタリア決勝の後は6月6日の大一番に向けて万全の準備を行って欲しいと願うばかりです。