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ロムロ、左太もも大腿直筋の負傷でシーズン終了

 長引く負傷からようやく戦列に復帰したユベントスのロムロ選手ですが、土曜日のインテル戦後に違和感を覚えたため MRI 検査を行ったところ、負傷が確認されました。

ロムロ選手

 検査結果は左太ももの大腿直筋を負傷しており、シーズンの大事な時期を戦うことは難しいと思われます。

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 ロムロ選手はエラス・ベローナからのローン移籍中の選手であり、今シーズンは負傷によってチーム戦力に成り切れなかったことを考えるとユベントスは買取オプションを行使しないでしょう。

 今シーズン、ユベントスの右サイドはリヒトシュタイナーカセレス、ロムロの3選手が競う予定でした。

 シーズン序盤はリヒトシュタイナー選手が盤石の地位を築いていましたが、アッレグリ監督による4バックへの移行当初はカセレス選手が重用されていました。ところが、カセレス選手がポジションを確保し切る前に負傷離脱してしまったこともあり、最終的にリヒトシュタイナー選手が不動の存在となったのです。

 『無事之名馬:ぶじこれめいば』とはよく言ったもので、シーズン全体を通して見れば、怪我をすることなく戦い抜いた選手がポジションを得ていることは当然だと言えるでしょう。

 

 リーグ優勝が確定しているため、出場機会にあまり恵まれなかった選手にも(来期へのアピールという面での)チャンスが巡って来ていただけに残念です。

 怪我を直して、(できればユベントスのユニフォームを着て)来シーズンは良いプレーを見せて欲しいと思います。