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移籍ウワサ話 2015年4月第4週

 4月第4週にユベントス関連で流れた移籍市場の噂は次のようなものがありました。

 

1)ポグバ周辺が騒がしくなってきた

 バルセロナのバルトメウ会長が「ポグバは素晴らしい選手。だが、我々は購入する気はないし、将来的なプランも持ち合わせていないよ」とRMCスポルトに語ったとのこと。

 ライオラ代理人の発言も移籍に含みを持たせるものが出てきたので、裏でオファーを出していることはあり得る話です。バルサの1番の課題は今夏に選手補強ができないことでしょう。ですが、バルセロナの“親戚”とも言えるレアル・マドリードが中盤に世界的な選手を次々に補強していますので、ソシオが選手を買うようにとプレッシャーをかけ始めることも考えられると思われます。

 

2)カバーニがトップターゲット

 テベス選手の後継者として様々な選手が取りざたされましたが、ユベントスのマロッタGMパリ・サンジェルマンエディンソン・カバーニ選手がトップターゲットであることを明言したとのことです。

 2010/11シーズンに35試合26ゴール、翌2011/12シーズンは35試合23ゴール、そして2012/13シーズンは35試合29ゴールとセリエAでの実績は十分なものです。獲得への問題は移籍市場で獲得しなければならないということでしょう。マンチェスター・ユナイテッドなど資金力のあるクラブが狙っているという話が出ていますので、争奪戦となると欧州10位のユベントスには厳しい戦いになると思われます。

 獲得に必要となるであろう移籍金が4500万から5000万ユーロと言われています。そして、選手本人が1000万ユーロの年棒をどれだけ減額に応じるかという難しい交渉が待っているでしょう。CFでの起用が保証されていれば、それなりの減給をもしかしたら受け入れてくれるかもしれません。

 

3)ディバラ獲得へ、提示額をアップ?

 今シーズン、セリエAでブレイクを果したパウロ・ディバラ選手について、ユベントスのマロッタGMは「ザンパリーニ会長と交渉しているのは事実だ。秘密にしようとしても、彼が話すだろうから(笑)」とコメントしてる模様です。

 選手本人が他国リーグへの移籍はリスクが伴うことに難色を示しており、インテルとローマが獲得の機会を狙っています。しかし、インテルFFPの問題があるため資金的に厳しいでしょう。ローマにはイトゥルベという同タイプの選手を昨夏に獲得していることもあり、本格参戦するにはFW陣の人員整理を行う必要があると思われます。

 ユベントスとの交渉についてですが、少なくとも3000万ユーロは要するだろうと地元メディアは見ています。ですが、4000万ユーロ以下で決着するのではという見方も出て来ています。3200万ユーロのオファーは既に出されたと言われており、3500万ユーロまで提示額をアップさせる用意があると見られています。

 

4)シモーネ・ペペモナコが接近中

 今夏に契約が満了するシモーネ・ペペ選手にチャンピオンズリーグ準々決勝で対戦したモナコが獲得を狙っているという話があります。

 モナコは若手が数多く占めるチームなので、ロッカールームなどで手本となる選手を必要としても不思議なことではありません。負傷が癒えたということで徐々にユベントスでの出場機会を得ている状況なので、ペペ選手が今夏にどのような判断を下すかが鍵となるのではないでしょうか。

 

5)ヴィツェル父は移籍に前向き

 ユベントスが獲得に乗り出していると言われているゼニト・サンクトペテルブルクアクセル・ヴィツェル選手ですが、代理人でもある父親のティエリ・ヴィツェル氏が「ここでの3年間は充実したものだった。そろそろ別れの時期だね」とコメントを出しているとのことです。

 ユベントスについては、選択肢の1つだけど唯一ではないと他にもオファーがあるようなニュアンスを述べています。ゼニトは2位のクラスノダールに勝ち点差8をつけていますので、優勝を手土産に他のチームに移籍するというストーリーもないとは言い切れません。問題はどこのチームがオファーを出すかということと、本人が希望するチームがあるのかという2点でしょう。

 レアル・マドリードバルセロナバイエルン、PSGは中盤の人材に困っているということはないので、移籍先となる可能性は低いと思われます。マンチェスターの2チーム、チェルシーリバプールのプレミア勢は理由こそ違えど、中盤の選手を欲していることは事実なので、ユベントスがヴィツェル選手の争奪戦に巻き込まれるとすれば、この4チームとの争いになるでしょう。

 移籍先の本命はマティッチ選手の相棒を必要としているチェルシーだと思いますよ。ガスプロム&ロシアという繋がりが両チームにはありますので、ポグバ獲得が非現実的と判断すれば、あっさりと獲得資金をヴィツェル選手へ向けるのではないでしょうか。