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【採点】セリエA第31節 ユベントス対ラツィオ

 セリエA第31節ユベントスラツィオでプレーした選手に対する個人的な採点と寸評。

勝利を報告する選手たち

ブッフォン:6.5
 カンドレーバのFKをストップしたり、後半から強まった雨脚に合わせてプレー内容を変えるといった落ち着きぶりが光った。体調不良ぐらいしかネガティブな点が見つからない。

パドイン:5.5
 何本か良いクロスはあった。しかし、本来の役割である自陣右サイドではミスが目立ち、今日の試合では戦力として計算が成り立たなかった。

バルザーリ:6.0
 90分プレーできるコンディションを取り戻すことに成功した。要注意選手のフェリペ・アンデルソンとクローゼを沈黙させたことは大きい。

ボヌッチ:7.0
 マン・オブ・ザ・マッチ。最終ラインだけでなく、最前線でも点取り屋としてもセンスを持ち合わせていることを証明した。

キエッリーニ:5.5
 タイトなマークをしようとする気持ちだけが空回りしていた。ディフェンスのはずが相手選手へのポストプレーとなっていた状況では苦戦する要因になるのは当たり前である。

エヴラ:6.0
 連戦で起用されるということはコンディション良好の証。タックルと攻め上がりのタイミングからも調子の良さが窺い知ることができる。あのダイビングヘッドを枠内に飛ばしていれば。。

マルキージオ:6.5
 マルケッティを脅かすミドルシュートを放つなど、攻守に渡る活躍を見せた。イエローカード累積による次節出場停止がマイナス評価。

ピルロ:6.0
 シーズン序盤に負傷から復帰した後にコンディション不良に苦しみ続けたことと比較すると、復帰2試合目のパフォーマンスとしては合格に値する。プレスを受けた時の外し方やDF前での防波堤としての役割についての向上が課題となる。

ビダル:6.0
 チームのためにピッチ上の至る所に出没していた。テベスの先制ゴールもビダルのフリックから生まれている。流れの中からゴールを決めれば、不調と騒ぐメディアも即座に手のひらを返すことだろう。

テベス:6.5
 決めるべき所で決め切る力があることを再認識させてくれた。ボヌッチが2点目を決めた時にDFを引き付ける動きも完璧であった。3冠の夢が現実になるにはテベス次第である。

マトリ:4.5
 試合での貢献はボヌッチのために花道を作った時のみであった。ポストプレーで起点を作れず、動き自体が少なければ試合へのインパクトは何も見当たらない。

 

【交代選手】

モラタ:6.0
 打撲の状態が懸念されたが、30分間プレーし問題がないことをピッチで証明。火曜日に向けての良い準備ができたと言えるだろう。

ペレイラ:6.0
 ピルロに代わって20分の出場。ドリブルで上手く時間を作り出すことができており調子も良さそうだ。

ストゥラーロ:採点なし
 ビダルと交代で出場。左MFのポジションであったが、守備陣形のバランスが傾いたときは右MFのポジションも埋めれるだけの走力を見せていた。次回の出場機会に期待。

アッレグリ監督:6.5
 重心を低く設定する3バックを採用した策が見事に作用した。前がかりになるラツィオDFの裏を突く目的で機動力のあるマトリを選択したと思われるが、肝心のマトリがボールの預け所となれずに危うくプランが崩壊する恐れもあった。しかし、マルキージオを普段とは逆の右MFでフェリペ・アンデルソン対策に回した決断は高評価。