インターネットが発達したおかげで、既存メディアを介さなくてもファンとの交流できることが可能とな、普段だとあまり記事にならないテーマをクラブ独自で発信しようという企画を目にする機会が増えました。
ユベントスもそういった企画を定期的に行っており、今回はアッレグリ監督がファンからの質問に答えるという企画がありましたので、その様子を紹介します。
Q. 相手への語りかけ方は?
A. もちろん我々は基本ファーストネームで呼び合いますよ。フットボールの世界ではあなたが思っているよりカジュアルなものです。
Q. 少年時代のユベントスに対する思い出は?
A. 友達とよく(デッレアルピの前にユベントスが本拠地にしていた)スタディオ・コムナーレに観戦に行って、プラティニやシレアのプレーを見ていました。
Q. チャンピオンズリーグのどの試合の後にグループ突破の確信を持ちましたか?
A. 私はいつだって我々が突破できるという自信は持ち合わせていましたよ。ただ、11月にホームで行われたオリンピアコス戦後はいっそう持ちました。
Q. 今シーズン、最も成長したと思うプレーヤーは誰ですか?
A. 全員です。個人的に選ぶのはアンフェアだと思います。
Q. ドルトムントに3-0で勝利した後、どう思いましたか?ヨーロッパの舞台でさらに進めそうですが。
A. 特別な夜をプレゼントすることができたと感じています。そして、よりヨーロッパで勝ち進めると信じています。
Q. ベストプレイヤーの1人はペレイラだと思うのですが、若手の彼はどこを伸ばすべきでしょうか?
A. ペレイラはもっと得点を決めれるはずですが、シーズンを通じていいパフォーマンスを披露していることと上手く適用してくれたことをうれしく思っています。
Q. ユベントスでは他のチームとでは何が別れていますか?
A. 得点が決まる裏側ではすべてが組み込まれていますので、ピッチで起こることに集中する必要があります。
Q. 素晴らしい仕事ぶりを賞賛します。ところでポグバに10番の役割はどうですか?
A. ポグバに10番は無理だよ、だって彼は怪我をしているからね。冗談は別にして彼のベストポジションは3人のMFだと思います。
Q. ルール改正していいチャンスがあったら何を変えますか?
A. オフサイド。基準が不明確だからね。
Q. 選手と監督間で鍵となるのは何ですか?
A. 正直さだね、疑いようがないよ。あらゆる関係とって大事なことだね。
Q. チャンピオンズリーグは話題になるけど、コッパ・イタリアもまたファンの夢でもあります。フィレンツェで打ち勝てますか?
A. コッパを勝ってから長い時間が経過しています。我々はファーストレグの状況に打ち勝ち、トロフィーを掲げられるでしょう。
Q. ユベントスでコーチをすることでどれぐらいの責任とプレッシャーを感じていますか?
A. 大きな仕事にはプレッシャーがいつも付き物ですが、プレッシャーがモチベーションの原動力になります。
Q. 試合後に偉大さを示してくれますか?
A. スクデットを獲得したら、ピッチ上を歩き回ることを約束するよ。
Q. 初めてユベントスのコーチに就任した時の感想は?インドネシアのファンより。
A. とても幸せだよ。ここに勝つチャンスがあると知ってました。それから君の国に挨拶をさせてください。我々はそちらでの滞在を満喫しました。
Q. 「テクニカルにプレーする必要がある」と何度も繰り返し述べていますが、どんな種類のトレーニングをしているのですか?
A. トレーニングのメインですか?技術面ですね、フットボールの基本です。もしそうしなければ、ボールを失うことになってしまうからです。
Q. チームを鼓舞するためにどのような言葉やモチベーションがコーチとして必要になりますか?
A. モチベーションを必要とする選手がいるのなら、正しい方法を知る必要があります。私は勝ちに飢えたチームに助けられています。
Q. ジェノア戦でのテベスのゴールは完璧だったというリアクションをしてたように思うのですが?
A. テベスのゴールへの私のリアクション?そうしちゃってますね!彼は驚きを与えることを止めませんからね。
Q. 読書したり、音楽を聞いたりしますか?
A. 読書をする時間はありませんが、したいと思います。音楽は聞きますが、大きなヘッドフォンでもキャッチできないですよ。
Q. じゃあちょっと歌ってもらえますか?
A. 歌わなければならないみたいだね。ちょっと待ってね。
Q. 偉大なチームが持ち合わせているべきと考える3点を教えてください。
A. チームが持つべき3つの強みですか?勝利へのハングリーさ、すばらしい技術、そしてフェアプレー。
Q. 4-3-1-2 が将来的なフォーメーションですか?それとも 4-3-3 に移行するのですか?
A. フォーメーションですか?3バックでも4バックでもプレーできますし、フィールド上での変更も可能です。
Q. ユベントススタジアムに入ったときはどうでしたか?
A. スタジアムに入った時の感覚ですか?とてもユニークですよ。ぜひ観戦に訪れてください。
Q. 選手としてのアッレグリは監督としてのアッレグリに何を与えていますか?
A. 選手としての日々が監督としてのキャリアを築いています。もし今の考えを持っていたら、当時のイタリア代表選手としてプレーしていたでしょうね。
Q. 誰がコーチとしてのインスパイアを与えましたか?
A. これは簡単。ガレオーネだよ。
Q. このチームを3つの言葉で表すとしたら?
A. 3つの言葉でユベントスを表現する?組織化され、注意を怠らない、野心的なチーム。
Q. ドルセッティコーチの“戦術的な”役割を教えてくれますか?
A. ドルセッティは他のスタッフと同じように重要な役割を担っています。我々は若く、モチベーションにあふれています。
Q. チームにとって技術的、戦術的にベストゲームはどの試合ですか?
A. 今季のベストマッチですか?11月に行われたアウェーのラツィオ戦は技術・戦術的に完璧でした。
Q. ユーヴェに来ることへの最大の恐れもしくは障害は乗り越えましたか?
A. 最大の怖れ?結果を出すことを約束したからファンの信頼を勝ち取れるといいね。
Q. 就任当初の懐疑的な声を許していますか?
A. 就任時に懐疑的な声があったことは知っています。我々はすばらしいシーズンを過ごしていますし、そのためにプレーし続けています!
Q. 質問はないけど、すばらしいシーズンをありがとう!
A. 私や選手を毎日サポートし続けてくれるみんなに感謝したいよ!