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プリマベーラ:ヴィアレッジョ・カップ 2018 の初戦リエカ戦は 2-2 のドロー

 ヴィアレッジョ・カップ 2018 の初戦となるリエカ戦が行われ、ユベントスは前半に2点のリードを許すも、後半にクレノビッチ選手のドッピエッタで追い付き、試合は 2-2 の引き分けに終わりました。

画像:ドッピエッタの活躍を見せたクレノビッチ

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表1:出場選手一覧
(ヴィアレッジョ杯 2018 リエカ戦)
  選手名
GK 1: ブスティ
DF 2: ヴォリャッコ (C)
15: ジョアン・ペレイラ
4: ザナンドレア
3: アンツォリン
MF 20: モンタペルト
21: レアンドロ・フェルナンデス
16: モッローネ(→ 1' st. 8: ムラトーレ)
FW 10: デル・ソーレ(→ 1' st. 18: カンポス〔→ 37' st. 25: ペトレッリ〕)
9: クレノビッチ
7: ポルタノーバ(→ 15' st. 17: モラキオーリ)

 リーグ戦での起用機会が少ない選手にチャンスを与えるという目的もある試合でダル・カント監督は 4-3-3 を選択。クレノビッチ選手を CF に起用する布陣で試合に臨みます。

 

 試合は3分、ユベントスがデル・ソーレ選手のクロスをポルタノーバ選手がオーバーヘッドで狙うという派手なプレーで幕が上がる。

 しかし、先制したのはリエカ。11分、ユベントスが自陣エリア内でボール奪取に成功し、持ち上がろうとしたタイミングでスベティッチ選手がボールを奪い取る。これをクルンコ選手が振り向きざまの右足シュートで GK ブスティ選手の守るゴールを破り、リエカが1点のリードを手にする。

 ユベントスは22分にモンタペルト選手が細かいステップで右サイドからエリア内に侵入してシュートを放つも、GK にキャッチされていまう。

 すると、リエカは24分に右サイドのコーナーフラッグ付近で得た FK から、レピニツァ選手が高い打点で合わせ、リードを2点に広げることに成功する。40分にはゴールからやや距離があるところで得た FK をレピニツァ選手が直接狙ったが、シュートはポストを直撃。前半はリエカが2点のリードで折り返す。

 後半、追い付きたいユベントスが前がかりになったことで、カウンターの応酬合戦となる。リエカは61分にリストフスキ選手が抜け出し、GK ブスティ選手までかわしたが、シュートに時間がかかり過ぎたため、決定的な3点目を手にすることはできない。

 逆にユベントスは65分に抜け出したモンタペルト選手がエリア内で倒され、PK を獲得。リエカにとってはボールにチャージしていただけに不運な判定となった PK をクレノビッチ選手がゴール右に決め、ユベントスが1点差に詰め寄る。

 引き分けに持ち込みたいユベントスが攻め込むも、リエカの守備陣が奮闘し、試合終了かと思われた91分に試合は動く。アンツォリン選手のスローインを受けたペトレッリ選手がエリア内で倒され、こぼれ球を拾ったモラキオーリ選手がクロス。これをクレノビッチ選手が決め、ユベントスが土壇場で追いつく。

 結局、試合はこのまま 2-2 で終了。後半にクレノビッチ選手がドッピエッタの活躍を見せたユベントスが勝点1をもぎ取ることに成功した。

 

 前半で 2-0 とリードを許した状態から、引き分けにまで持ち込むことに結果は評価されるべきでしょう。自力でグループを首位通過できる条件を手にしたことは大きいと言えるはずです。

 また、プリマベーラへの適応に苦しんだクレノビッチ選手がドッピエッタと結果を残したことはチームにとっても朗報です。プリマベーラの次節は3月15日(木)に予定されているグループ第2節ベネベント戦です。

 ベネベントを下し、自力でグループ首位に立つ条件を維持できるのか。プリマベーラの戦いに注目です。