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プリマベーラ:ピアツァの FK で勝点3を手にし、リーグ戦2連勝

 2017/18 カンピオナート・プリマベーラ1の第9節ミラン戦が行われ、ユベントスはピアツァ選手の FK での得点を最後まで守りきり、0-1 で勝利しました。

画像:プリマベーラで実戦復帰したピアツァ

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表1:出場選手一覧
(17/18 プリマベーラ1 第9節 ミラン戦)
  選手名
GK 1: ロリア
DF 6: デッリ・カッリ(→ 38' st. 14: ジョアン・セホーン)
2: ヴォリャッコ (C)
4: ザナンドレア
MF 11: フォンセカ
7: ディ・パルド
5: カリガラ
8: ニコルッシ(→ 48' st. 16: メリオ)
3: トリパルデッリ
FW 9: オリビエリ
10: ピアツァ(→ 11' st. 19: ポルタノーバ)

 ダル・カント監督は 3-5-1-1 を継続。トップチームからオーバーエイジ枠で出場するピアツァ選手がトップ下、ポルタノーバ選手はベンチからのスタートとなりました。一方のミランはガブリエル・パレッタ選手がオーバーエイジ枠フル出場しています。

 

 試合はユベントスが高いラインを保ち、ミランが3バックの間をカウンターで狙う図式で時間が経過する。

 DF 陣が高い集中力を見せていた試合は35分に動く。ユベントスはゴール正面左でピアツァ選手がエル・ヒラリ選手に倒されて FK を獲得。これをピアツァ選手自らがゴール左上に直接決め、ユベントスが先制する。

 対するミランは44分に左 CK からのハイボールをロリア選手がファンブルしたことで得点機が生まれたかに見えたが、ユベントスの DF が先にボールを蹴り出したことでシュートを打つまでには至らず。前半は 0-1 で終了する。

 後半になると、同点に追いつきたいミランが攻め、ユベントスはラインを少し下げた形で対応する。ユベントスは50分にピアツァ選手が自陣内でのボール奪取から自らロングカウンターを敢行。DF に当たったシュートをディ・パルト選手がボレーで狙ったが、GK のセーブに遭い、追加点とはならない。

 すると、残り時間はミランが攻勢を強め、ユベントスは防戦に余儀なくされる。それでも78分には1点目と似た位置で得た FK からカリガラ選手が狙うなど追加点を狙う姿勢は持ち続ける。

 ユベントスは GK ロリア選手を中心にパレッタ選手を前線にあげてのパワープレーも使うミランを相手に最後までリードを守りきることに成功。0-1 で勝利し、リーグ戦2連勝を達成した。

 

 ちなみに、リーグ戦第9節を終えた段階での順位表は次のとおりです。

順位表:2017/18 プリマベーラ1(第9節終了時)
  チーム名 勝点 得失
1 アタランタ 9 6 2 1 20 +15
2 インテル 9 6 1 2 19 +6
3 ジェノア 9 5 2 2 17 +6
4 ミラン 9 5 1 3 16 +1
8 ユベントス 9 3 3 3 12 +1

 第6節トリノ対ローマ戦が未消化のため、最終順位ではありません。ただ、ボトムハーフを抜け出せそうな位置にまで順位を上げてきたことは評価されるべきと言えるでしょう。

 プリマベーラの直近5試合が3勝2敗(8得点6失点)ですから、チーム状態は上向きつつあると言えるはずです。選手たちが自信を持ち、大一番で結果を残せるかが今後の注目点になると思われます。

 

 なお、ピアツァ選手ですが、56分までプレーしました。アッレグリ監督は「もう何試合かプリマベーラでプレーさせる予定」と発言していましたので、11月25日に行われる第10節サッスオーロ戦でも時間を区切って起用されることが予想されます。

 プリマベーラの次戦は11月22日に行われる UEFA ユースリーグ第5節バルセロナ戦です。良い流れを維持できるような戦いができるのかに注目です。