チャンピオンズリーグと同日に UEFA ユースリーグ第2節オリンピアコス戦が行われ、ユベントスはオリビエリ選手のゴールなどで 3-1 で勝利し、今季公式戦の初勝利を手にしました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: デル・ファベロ |
DF | 2: カメライ 6: ヴォリャッコ (C) 4: ジョアン・セホーン(→ 35' st. 13: カペッリーニ) 3: トリパルデッリ |
MF | 5: トゥレ 7 : カリガラ 11: ニコルッシ(→ 41' st. 14: メリオ) 8: ポルタノーバ 10: モンタペルト(→ 10' pt. 17: ディ・パルド) |
FW | 9: オリビエリ |
ダル・カント監督はシステムを 4-2-3-1 に変更。最前線にオリビエリ選手を起用した他は MF を本職とする選手を起用し、中盤を厚くする布陣で試合を迎えます。
試合はオリピアコスが CK を獲得し、チャンスを掴む一方でユベントスは10分にモンタペルト選手を負傷交代で失うなど苦しい立ち上がりとなる。
この流れを活かしたのはオリンピアコス。23分に右サイドからのスローインから逆サイドのボウサイ選手に展開。トラップからのターンでカメライ選手を振り切ったボウサイ選手が先制ゴールを決める。
対するユベントスは32分に CK での混戦でヴォリャッコ選手が倒されて PK を獲得。オリビエリ選手が左下を狙ったシュートは GK スカファディス選手がストップしたものの、こぼれ球をオリビエリ選手が押し込んでユベントスが同点に追いつくことに成功する。
43分にはポルタノーバ選手からの縦パスをオリビエリ選手が落としたところをカリガラ選手がシュート。枠内に飛んだが、スカファディス選手が良い反応を見せ、勝ち越し点とはならない。前半は両チームともに譲らず、1-1 で折り返す。
後半もオリンピアコスが良い立ち上がりを見せたが、先にゴールを決めたのはユベントス。52分にディ・パルド選手とのパス交換からカメライ選手がシュートを放ったものの、DF にブロックされる。しかし、こぼれ球に真っ先に反応したカメライ選手がエリア内に侵入し、右足のシュートで追加点を決め、ユベントスが1点を勝ち越す。
ユベントスは68分に左サイドを突破したオリビエリ選手からの折り返しから、最後はディ・パルド選手が決めて3点目。2点のリードを手にして試合終盤を迎える。
73分にカリガラ選手がボウサイ選手をエリア内で倒してしまい、オリンピアコスに PK を与えてしまう。しかし、ポストに救われたユベントスは難を逃れる。結局、ユベントスは2点のリードを守り切ることに成功。3-1 で勝利し、今季公式戦の初勝利を手にした。
「PK を活かせたか」が勝敗の分かれ目になったと言えるでしょう。リードを許すも、同点に追いつき、逆転したことはチームに大きな自信をもたらすことになると思われます。
プリマベーラの次節は9月30日(土)に行われるカンピオナート・プリマベーラ第4節キエーボ戦です。
チームを上昇気流に乗せるためには継続性が求められます。昨季のキエーボとの対戦では2戦2敗でしたので、今季のチームが難しい試合でどのようなパフォーマンスを見せることができるのかに注目です。