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2017/18 セリエAライバル診断:AS ローマ

 2017/18 シーズンのセリエA開幕が間近に迫っていますので、ユベントスとスクデットを争うライバルとなるであろうチームの状況を確認しておくことにしましょう。

画像:ディ・フランチェスコ監督が率いるローマ

 第1回目は昨シーズンを2位で終えたローマです。

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1:基本システム(4-3-3)

 フロント陣と監督が一新されたローマですが、基本となるシステムは 4-3-3 が継続されることでしょう。

画像:AS Roma 2017/18

【ローマの予想スタメン】
  GK: アリソン
  DF: フロレンツィ、マノラス、ファシオ、コラロフ
  MF: ナインゴラン、デ・ロッシ、ストロートマン
  FW: デフレル、ジェコ、ペロッティ

 

2:ローマの強みと課題点

 チームの屋台骨を担っている主力選手が残っている点はローマの強みとなるはずです。センターラインの選手が維持され、各ポジションにモンチ GM が目利きした実力者が加わったのですから、チーム力は底上げされたと言えるでしょう。

 ローマで懸念されるのは「ディ・フランチェスコ監督のサッカーが浸透するのか」と「サラー選手が抜けた右ウイングをどうするのか」という2点です。

 システムは同じ 4-3-3 でも “サッスオーロのやり方” と “ローマのやり方” は異なります。サッスオーロからの加入組であるペッレグリーニ選手とデフレル選手が周囲との連携で苦しんでいることからも、どのように折り合いをつけるかが注目点です。

 次に絶対的なレギュラー選手の1人だったサラー選手がリバプールに移籍し、プレシーズンではそのポジションを掴むと見られる選手は現れませんでした。攻撃に停滞をもたらす可能性が高いポジションであるだけに残りの移籍期間で動く必要があると言えるでしょう。

 

3:駆け込み補強をする可能性があるポジション

 ローマが駆け込みで補強するのであれば、右ウィングとなるでしょう。このポジションで計算ができる即戦力選手がいないからです。

 マフレズ選手(レスター)の名前が出ていますが、裕福なプレミア勢から引き抜くことは難しいと思われます。そのため、別の選手を探すことになると思われます。

 もし、交渉がまとまらないのであれば、フロレンツィ選手かブルーノ・ペレス選手をウィングに上げて起用することが現実的でしょう。攻撃面でも定評のある選手ですし、右 SB にはカルスドルプ選手を補強しているからです。

 他のポジションでは実力者が2選手はいる状況ですので慌てる必要は少ないと思われます。監督の手腕がローマというビッグクラブでも通用するかが鍵になると言えるでしょう。