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ベルナルデスキがフィオレンティーナとの契約延長を拒んだことでユーヴェ行きに拍車がかかる

 フィオレンティーナのパンタレオ・コルヴィーノ GM が「ベルナルデスキ側に契約延長の申し出を断られた」ことを明らかにしたと『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じています。これにより、ユベントス行きの報道が一気に加速することになるでしょう。

画像:コリエレ・デッロ・スポルトの一面(2017年7月5日付)
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 コルヴィーノ GM の発言はスポーツイタリア・アワードでのことです。ベルナルデスキ選手の代理人を務めるベッペ・ボッツォ氏との会談後に発生られたコメントになりますので、移籍は規定路線と言えるでしょう。

 余談ですが、コルヴィーノ GM は2012年夏にフィオレンティーナを離れましたが、2016年に4年契約を締結し、再びフィオレンティーナの要職を勤めています。

 移籍を取りまとめる人物が「選手側に重要なオファーを固辞された」と名言したのですから、チームを去ることは確定的です。そのため、焦点は(移籍先の最有力候補と言われている)ユベントスと移籍金で折り合いが付くかということです。

 

 フィオレンティーナが求める移籍金は5000万ユーロ。それに対し、ユベントスは「4000万ユーロ+ボーナス」を用意しているとコリエレ紙など一部では報じられています。

 “目玉補強” となりますので、4000万ユーロ台の移籍金は出すだけの価値はあると思われます。

 また、フィオレンティーナはボルハ・バレロ選手との間で “いざこざ” が起きており、MF が必要となる状況になりつつあります。

 これに対し、リンコン選手などを移籍させることでベルナルデスキ選手の移籍金を実質的に値下げすることも可能になる訳ですから、交渉はここからが1番の山場となるでしょう。

 

 イタリア期待の有望選手を選手層に加えることができるのか。ユベントスの動きに注目です。