イタリア人ジャーナリストであるマルコ・ベッリナッツォ（Marco Bellinazzo）氏の書籍出版イベントに出席したマロッタGMがメディアからの囲み取材に応じていましたので、概要を紹介いたします。
ジュゼッペ・マロッタGM：
「ダニ・アウベス？私達の関係が崩れたという訳ではありません。選手のモチベーションという基本的なことです。
彼は別の経験を積むことにチャレンジしたいと申し出て来ました。ですから、契約については解除するつもりです。私達は彼が幸運に恵まれることを祈っています。
例の発言？確かに発言にはがっかりしましたよ。ですが、悪気があった訳ではないことは確認しています。
ドンナルンマの件についてミラン・代理人・選手の周りで何が起きているかは毎日報じているメディアが詳しく知っていることです。ルールが存在する訳ですから、それに従わなければなりません。私達は実際に起きたことを考慮に入れたというだけなのです。
ケーンの状況はドンナルンマと似ています。現行ルールでは将来を見越す形でクラブはレガシーを作ることはできないですからね。
（ケーンの）家族や代理人との交渉は最終段階に入っています。最終的にすべてが最高の形になると見ていますので私は楽観視しています。
移籍市場ですが、私達はこの選手層を確保したいと思っていますし、明らかに何かが起きる場合に備えて警戒もしています。
マーケットは本格化していますし、今後2週間でさらに具体化することでしょう。しかし、現状でのプライオリティーはカーディフでの決勝に到達した選手層を維持することなのです。
アレックス・サンドロ？オファーは受け取りましたが、選手を手放すつもりはありません。もし、選手自身がチームを離れたいと希望するのであれば、過去数年で起きたこと（例：ポグバ、ビダル、コマンなど）が起きるでしょう。選手の意志に反してまで留めることはしません。
そのような状況は起きていないのです。誰もチームから去らないことを望んでいますよ。
ポグバの移籍に関する調査？高額な移籍金が発生した取引ですので、調査が入ることは普通のことです。私達は財政および税制上の規則を遵守して行動していますし、FIFA からの質問にも回答しました。何の懲戒処分もないと確信しています」
