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プリマベーラ:ゼチリのゴールで準々決勝を突破

 プリマベーラの 2016/17 ファイナル・エイトが開幕し、ユベントスはゼチリ選手のゴールでサンプドリアに 1-0 で勝利し、準決勝に駒を進めました。

画像:決勝ゴールを決めたゼチリ

 試合に出場したユベントスの選手は以下のとおりです。

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表1:出場選手一覧
('16/17 プリマベーラ準々決勝 サンプドリア戦)
  選手名
GK 1: デル・ファベロ
DF 22: ベルウアット
5: ヴォリャッコ
3: コッコロ
6: ロジェリオ
MF 10: クレメンツァ (C)
8: カヌーテ(→ 21' st. 18: ボヴェ)
21: カリガラ
7: マテウス・ペレイラ(→ 36' st. 17: モスティ)
FW 19: ゼチリ(→ 18' st. 2: センペリーニ)
11: レリス

 グロッソ監督は4バックを選択。カヌーテ選手とカリガラ選手がボランチの仕事をメインで行い、レリス、クレメンツァ、マテウス・ペレイラの3選手が CF のゼチリ選手と連携して攻撃を組み立てる狙いを持って試合に入ります。

 

 ユベントスは5分にクレメンツァ選手が枠内シュートを放つなど、攻撃のリズムを序盤から握ることに成功。対するサンプドリアもスルーパスに反応したゴメス選手がシュートを放つも、こちらは GK デル・ファベロ選手がタイミング良く飛び出してピンチを防ぐ。

 すると、17分にユベントスはパスをインターセプトしたロジェリオ選手が自ら左サイドを駆け上がり、中央へクロス。走り込んだゼチリ選手が懸命に足を伸ばしたものの、シュートは惜しくも枠の右に外れてしまう。

 ユベントスはマテウス・ペレイラ選手とレリス選手が決定的なシュートを放ったものの、GK クラピカス選手の好守に遭ってゴールを奪うことができない。対するサンプドリアも CK から決定的なシュートを打ったものの、こちらもデル・ファベロ選手が防ぎ、均衡を打ち破ることができず、時間が経過する。

 0-0 で前半を終えると思われた38分、ついに試合が動く。

 サンプドリアの最終ラインからのパスをカットしたクレメンツァ選手がドリブルでエリア内に侵入。切り返しを狙ったところでボールを突き出されたものの、こぼれ球に誰よりも早く反応したゼチリ選手が右足で押し込み、貴重な先制点をチームにもたらす。

 リードを得たユベントスはバランスに重きを置き始める。それでも、57分にクレメンツァ選手が枠内シュートを放つなど、攻める姿勢は見せ続ける。

 しかし、58分にコッコロ選手がバルデ選手へのファールで2枚目のイエローが提示され、残り30分以上を10人での戦いを強いられることになる。グロッソ監督はゼチリ選手に代えて、センペリーニ選手を投入。守備を固め、逃げ切りを図る。

 サンプドリアが猛攻を仕掛けたが、ユベントスはデル・ファベロ選手が最後まで集中力を切らさず、ゴールを死守することに成功。カヌーテ選手を負傷で失うアクシデントがあったものの、ユベントスが 1-0 で逃げ切り、準決勝へと駒を進めた。

 

 試合後、グロッソ監督は次のようにコメントしています。

ファビオ・グロッソ監督:
「公式戦を1ヶ月近く戦っていない訳ですから、本当にハッピーです。試合は簡単ではありませんでした。自分たちができるベストを示せて本当に良かったです。アプローチも良かったですし、10人になってからも良く戦ったと思います」

 

 ユベントスのファイナル・エイト準決勝の相手はアタランタを下したフィオレンティーナです。コッパ・プリマベーラで敗れた相手であり、その時の借りを返せるかに注目です。