『トゥット・スポルト』によりますと、SB の補強を考えているユベントスがミランのマッティア・デ・シリオ選手と個人合意したとのことです。
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デ・シリオ選手は1992年10月生まれの24歳。ミランとの契約は2018年までであり、契約延長に至ったとの報道もないため、今夏に移籍する可能性は日増しに高まっていると言えるでしょう。
トゥット・スポルトは「個人合意した」と報じていますが、クラブ間の交渉はまだ合意していないと思われます。
左 SB のレギュラーとしてプレーするグラム選手に移籍の可能性があるナポリがデ・シリオ選手獲得に乗り出すことは十分に考えられます。
デ・シリオ選手はユベントスの守備陣が主体となっているイタリア代表で良いパフォーマンスを見せていますし、アッレグリ監督が率いている点で交渉をまとめられるかがポイントになるでしょう。
ちなみに、ユベントスの左サイドバックは以下のような状況です。
選手 | 備考 |
---|---|
A・サンドロ(26) (契約:2020年まで) |
プレミア勢などからの関心はあるが、チームは昇給した上での契約延長を求める。レギュラーの大本命 |
K・アサモア(28) (契約:2018年まで) |
デ・シリオ獲得なら、退団もあり得る。 「契約延長のオファーはまだない」と代理人が発言した他は具体的な動きはない |
マッティエッロ(21) (契約:2019年まで) |
本職はMFでSBでもプレー可能だが、来季は出場機会を求めてのローンが濃厚。“クラブ内育成選手” の資格を有している |
スピナッツォーラ(24) (契約:2018年まで) |
今季アタランタで飛躍し、アッズーリにも招集。フロント陣から今夏に復帰させるとの発言はない |
最優先事項は「アレックス・サンドロ選手を “魔の手” から遠ざけること」です。次が「デ・シリオ選手の獲得」となるでしょう。
アサモア選手とスピナッツォーラ選手との契約延長についてはデ・シリオ選手の去就が確定してから動きが本格化することになると思われます。クラブ内育成選手の資格を持つマッティエッロ選手は実質的に別枠扱いですので、研鑽を積むクラブを探すことに専念することになるはずです。
アッレグリ監督が高く評価するデ・シリオ選手がユベントスに加入するのか。クラブ間交渉の行方に注目です。