2017年夏にユベントス入りが確実視されているボカ・ジュニアーズのベタンクール選手が『ESPN Radio』からのインタビューを受けていましたので、内容を紹介いたします。
ロドリゴ・ベタンクール選手:
「ユベントスの話はすぐに明らかになるでしょう。トリノにメディカルチェックで行くのはその時です。家族は私が地に足をつけることを手助けしてくれましたし、今はボカの事を考えています。
それから、U-20 W杯のことで(ボカの現監督である)ギジェルモと話をしなければなりません。
代表チームでプレーしたいのですが、決定権は彼が握っています。FIFA のカレンダーに含まれていないため、義務はありません。私は彼の決定に従わなければならないのです。
プレーについては止まりすぎるな、加速しろと言われることがあります。ギジェルモからも時々そのように言われます。リケルメがそう述べたことを聞く機会もありましたし、彼に評価されたことは非常に光栄なことでした。
テベスがチームを離れた代償は常に存在します。新しいことにチャレンジしていますし、技術的なアイデアを試合で維持することに挑戦しています。
決勝トーナメントが始まったばかりと言わなければなりません。ここからの残り試合は死ぬ気でプレーしなければなりません。私はトロフィーを掲げて、チームを離れたいのです。
私達が持っている力を出し尽くさなければならないですし、クラブのことは分かっています」
ベタンクール選手は U-20 南米選手権を制した U-20 ウルグアイ代表の主力選手です。
U-20 W杯にも招集されることは間違いないレベルの選手なのですが、所属チームであるボカ・ジュニアーズでも中盤のレギュラーとして活躍しており、ギジェルモ監督がチームを離れることに難色を示すことが予想されています。そのため、U-20 W杯に参加するかは不透明と言えるでしょう。
テベス選手がユベントスからボカに移籍した際に付けていたベタンクール選手のオプション権をユベントスがどのタイミングで行使するのか。注目すべきはその1点だと思われます。