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U-20 イタリア代表にアウデーロとマンドラゴラが招集、U-20 W杯に出場となるか?

 イタリアサッカー連盟は公式サイト上で3月23日に行われるポーランド戦に向けた U-20 イタリア代表の招集メンバーを発表しました。

画像:U-20イタリア代表

 この世代の選手は韓国で開催される U-20 W杯の主力となりますので、選手を確認しておく価値はあると言えるでしょう。

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表1:招集メンバー(イタリア U-20 代表、2017年3月)
  選手名
GK アウデーロ(JUV)、ペリサン(UDI)
DF ギリオーネ(SPA)、ロマーニャ(BRE)、コッポラーロ(LAT)、セルニコラ(FON)、ディ・サンティス(PAG)、ディマルコ(EMP)、ファリチオーリ、(ASC)、カプラドッシ(BAR)
MF マンドラゴラ(JUV)、ポンティッソ(SPA)、ピッキ(EMP)、ペッシーナ(COM)、バレッラ(CAG)、カッサータ(ASC)
FW ボナッツォーリ(BRE)、ヴィド(CIT)、オルソリーニ(ASC)、ビフルコ(CAR)、ミネッリ(ALB)、パニコ(CES)

 U-20 イタリア代表はドイツ、スイス、ポーランドの計4カ国によるホーム&アウェイ戦を行い、経験を積み重ねている最中です。今回招集された選手たちがチームの骨格であることに間違いはないのですが、飛び級で “上の世代” で戦っている選手がいることを見落としてはなりません。

  • GK: アレックス・メレット(A代表)
  • MF: マヌエル・ロカテッリ(U-21)
  • FW: フェデリコ・キエーザ(U-21)
  • FW: アンドレア・ファヴィッリ(U-21)

 上記4選手は U-20 に参加できる年齢ですが、A代表や U-21 (実質は U-23)に招集されています。そのため、どの選手が U20 W杯に参加するかは直前まで不透明と言えるでしょう。

 

 追記:2017年3月23日

 当初は U-20 イタリア代表に招集されていたマンドラゴラ選手でしたが、U-21 から招集されたため、U-21 イタリア代表の一員として23日のポーランド戦と27日のスペイン戦に帯同することになりました。

 

 不透明である最大の理由は「FIFA のカレンダーに掲載されておらず、クラブに選手の招集が拒否されるリスクがあるから」です。

 “チームの戦力” として、計算されている選手ほど難色が示されることになるでしょう。GK で言えば、セリエBの31節を終えた時点で首位に立つ SPAL は正 GK のメレット選手を U-20 に送り出すことに消極的になるでしょう。

 セリエBは全42節で争われ、「セリエAへの昇格プレーオフ」と「レガ・プロへの降格プレーアウト」がレギュラーシーズン後に行われます。第40節が行われるのが5月5日ですから、その時点で順位が固まっていないチームの主力選手がチームを離れる可能性は低いものと思われます。

 

 なお、4カ国対抗戦で先発した U-20 イタリア代表のメンバーは以下のとおりです。

  1. ドイツ戦(A, 2016/09/01):0-1 で勝利
    • GK: アウデーロ
    • DF: ビットゥリーニ、コッポラーロ、カプラドッジ、ディマルコ
    • MF: ロッカ、バレッラ、パラッツィ、バルディーニ
    • FW: ヴィド、パニコ
  2. ポーランド戦(H, 2016/10/06):3-0 で勝利
    • GK: スクフェット
    • DF: ビットゥリーニ、カラブレージ、カプラドッジ、ディマルコ
    • MF: バレッラ、ポンティッソ、パラッツィ
    • FW: オルソリーニ、ラ・グミナ、ピウ
  3. スイス戦(H, 2016/10/11):2-4 で敗戦
    • GK: スクフェット
    • DF: セルニコラ、ロマーニャ、カプラドッジ、ディマルコ
    • MF: バレッラ、ポンティッソ、カッサータ
    • FW: オルソリーニ、ラ・グミナ、ピウ
  4. ドイツ戦(H, 2016/11/10):0-1 で敗戦
    • GK: アウデーロ
    • DF: ディックマン、カラブレージ、カプラドッジ、ディマルコ
    • MF: バレッラ、ポンティッソ、ロッカ
    • FW: キエーザ、ヴィド、ピウ
  5. スイス戦(A, 2016/11/15):0-1 で勝利
    • GK: アウデーロ
    • DF: セルニコラ、カラブレージ、カプラドッジ、ディマルコ
    • MF: バレッラ、ポンティッソ、ロッカ
    • FW: ビフルコ、ファヴィッリ、キエーザ

 ユベントスは第3GKを務めるアウデーロ選手が招集されるのであれば、出場機会を確保するという点で招集に応じると思われます。マンドラゴラ選手も同様だと考えられますが、負傷明けでコンディションが上がり切っていないことが懸念点と言えるでしょう。

 U-20 イタリア代表が選手のコンディションを踏まえ、どのような選手選考を行うのかに注目です。