スイス・二ヨンで行われた UEFA チャンピオンズリーグ準々決勝の抽選結果を受け、ユベントスのネドベド副会長が『ユベントスTV』に見解を述べたことが公式サイトで紹介されています。
パベル・ネドベド副会長:
「魅惑的な対戦です。私達は過去に目を向けるのではなく、現在を見つめなければなりません。私達は強いチームですし、上回ることもできるでしょう。ベストチームが勝つと思います。
ユーヴェは日々成長しています。
このチャレンジは適切な時期に訪れたと思いますし、(「運に恵まれたこともあったが、自分たちの強さはいつもコントロールしてきた。重要なことは今のユーヴェは強いということだ」という)トラパットーニの発言に完全に同意します。それから、彼の誕生日のお祝いを述べなければなりませんね。
これは私達がしなければならないことです。バルセロナに敬意を払わなければなりませんが、恐れを抱くことがあってはなりません。なぜなら、私達は彼らのレベルに達しているからです。
2年前のバルセロナとの比較?誰にとっても、同様に時が経過しました。彼らは過去数年で多くのタイトルを勝ち取りましたが、それは私達も同じです。再戦するには適切な時期だったと思います。
ダニ・アウベスのように元所属チームとの対戦を避けたいという気持ちは理解できますが、全員を喜ばせるのは無理なことです。ディバラとボヌッチは対戦を喜んでいますからね。
私達は今日この場にいることを嬉しく思います。現時点で大会を戦っている唯一のイタリア勢だからです。他のイタリア勢にもこの場に立って欲しかったですし、カルチョはこの大会に欠かせないからです。
2戦目がアウェイ?気にしていません。過去の対戦は覚えていますし、私達はカンプ・ノウで戦ったリターンレグでは上手くプレーしました。
このような戦いではどこでプレーするかは重要ではないのです。ホームでも、アウェイでもトップに立つために正しいプレーをしなければならないからです。
進歩したいのであれば、普段やること以上のことをやらなければなりません。準備は整っていますが、トップコンディションである必要があります。ベストチームが次のラウンドに駒を進めることでしょう」
ちなみに、ネドベド副会長が言及したカンプ・ノウでの試合は 2002/03 シーズンの準々決勝での対戦のことです。1-1 で迎えたリターンレグでユベントスはダービッツ選手を79分に退場で失うも、114分に決まったサラジェタ選手のゴールで勝ち抜けた歴史を持っているからです。
ブッフォン選手はその試合に出場していますし、その試合でバルセロナのキャプテンマークを巻いていたのは現監督のルイス・エンリケです。すでに心理戦は始まっていると言えるでしょう。
どのような結末を迎えるのかに注目です。