ユベントスは公式サイト上でライブ・ファンタジー・スポーツゲームを提供するボーラー(Ballr)社と地域パートナー契約を締結したことを発表しました。
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香港を拠点とするサム・ジョーンズ氏が設立した Ballr 社はスポーツ中継と連動してファン間のコミュニケーションやキャンペーンを展開するオンラインプラットフォームを展開する企業です。
ユベントスが Ballr 社と締結した地域パートナー契約の対象となったのは中国・ベトナム・インドネシア・マレーシア・シンガポール・タイのアジア6カ国。
オンラインベッティングの地域パートナー契約を締結した Vwin 社のケースと同様であると考えられますので、ターゲット対象はほぼ同じであると考えられます。
Ballr 社のビジネスモデルを大まかに説明すると、「地デジ連動クイズのスマホアプリ版」と言えるでしょう。
一定時間ごとに提示されるイベントにユーザーが参加し、獲得ポイントを競い合うというものだからです。クラブから提供されたグッズやユベントス・スタジアムでの体験が賞品になることが説明されているからです。
直近ではスペインのリーガ・エスパニョーラも Ballr 社と地域パートナー契約を締結しており、プラットフォームビジネスとして良い滑り出しを見ています。
Ballr 社のサービスでは無料でチームグッズを得られる可能性があります。そのため、新たなファン層を獲得できる土壌になることが考えられ、ユベントスの知名度をアジア地域でさらに浸透させることができるかが鍵になると言えるでしょう。