ナポリとのコッパ・イタリア準決勝ファーストレグを 3-1 で勝利したユベントスの監督・選手による試合後のコメントを紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「前半を間違ったシステムで戦ったというより、パスで多くのミスをしてしまいました。ですが、ナポリにはほとんどチャンスを許すことはありませんでした。
技術面で前半は悪かったです。後半は改善されました。3バックが悪いプレーをしたとは思いません。パスであまりに多くのミスをしてしまいましたが、ハーフタイム後は上手くプレーできました。
今夜、私はチーム全体を称賛しなければなりません。後半は相手にゴールを許すことなく、素晴らしいパフォーマンスを披露したのですから。
ナポリはいつも危険な相手です。高いレベルでの試合を終えましたし、これは将来によっても良いことと言えるでしょう。私達にはインテンシティーという点で改善できる部分があると思います。
PK?レフリーについて評価をするつもりはありません。ピッチからはどちらもPKに見えました。ペナルティーだけでユベントスのパフォーマンスを下げるようなことはできないと思います。私達は先のことを見据えなければなりません」
ジョルジョ・キエッリーニ選手:
「DFからのパス出しという点で私達は苦労しました。後半はシステムを変えたこともあり、サイドで深みを出すことが可能となったのです。
これから重要な試合が待ち構えています。私達は態度を改めなければなりません。ピッチ上のことに集中し、今夜のプレーでのミスを修正することが重要です。失点の原因となったのはポゼッションの失敗からでした。
3-0 のスコアでナポリに行くことができていれば、さらに良かったと思います。
道のりはまだ長いですし、同じことはチャンピオンズリーグでも言うことができます。ポルトでは良い試合をしましたが、これからは相手の出方に応じた戦い方も必要となるでしょう。私達は全力で戦うつもりです。
プレーの秘訣はタイトさを保つことでしょう。選手間の距離が短くなり、中盤を助けることになります。また、スピードを持って再スタートができる訳ですから」
ゴンサロ・イグアイン選手:
「非常に難しい試合でしたし、ナポリは本当に強いチームでした。彼らは素早くプレッシャーをかけ、私達を苦境に追い込み、前線へボールを送ることを困難にさせました。
ですが、アッレグリが私達に我慢するよう求めたのです。結果は彼の指示が正しかったことが証明されました。私達は忍耐強く、そして強さを示しました。
得点をすることが重要でした。私達はリードを持っています。残り3ヶ月となりましたが、上手く前進し続ける必要があります。諦めることは絶対できません」
パウロ・ディバラ選手:
「先制点を許し、ハーフタイム中に私達は話し合ったプレーを実行するためにピッチに戻りました。特に前半の45分は厳しい戦いでした。結果はポジティブなものですが、ナポリを甘く見ることはできません。なぜなら、リターンレグは簡単には行かないからです。
逆転の秘訣は選手たちの意識が変わったことでしょう。私達は頭を切り替え、よりアグレッシブな姿勢で臨んだからです。そして、早い時間帯に追いつけたことも手助けとなったのです」