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プリマベーラ:コッコロのゴールでトリノダービーに勝利

 カンピオナート・プリマベーラ第19節、トリノとのデルビー・デッラ・モーレはコッコロ選手の得点でユベントスが 0-1 で競り勝ちました。

画像:決勝点となるゴールを決めたコッコロ

 試合に出場した選手は下表のとおりです。

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表1:出場選手一覧
('16/17 プリマベーラ第19節 トリノ戦)
  選手名
GK 1: デル・ファベロ
DF 7: センペリーニ
2: ヴォリャッコ
3: コッコロ
6: ロジェリオ
MF 4: ムラトーレ
5: トゥレ
8: マテウス・ペレイラ
FW 10: クレメンツァ (C)
9: ゼチリ(→ 17' st. 19: ケーン)
11: レリス(→ 41' st. 14: カヌーテ)

 グロッソ監督は 4-3-3 を選択。アンカーの前にムラトーレ選手とマテウス・ペレイラ選手が入り、クレメンツァ選手、ゼチリ選手、レリス選手の3トップでダービー戦に臨みます。

 

 試合はダービーらしく、一進一退の展開で幕を開けます。

 最初に決定機を迎えたのはユベントス。23分にレリス選手が持ち上がってシュートを放つも、これはDFにブロックされてしまいます。しかし、そのこぼれ球を拾ったゼチリ選手がネットを揺らしたものの、オフサイドで取り消され、得点は認められません。

 対するトリノはFKやロングボールで活路を見出そうとするも、デル・ファベロ選手を脅かすシュートを打つまでには至らず。結局、前半は 0-0 で折り返します。

 後半、先にスコアを動かすことに成功したのはユベントス。

 47分、右サイドで得たFKをクレメンツァ選手が入れ、生まれた混戦からコッコロ選手が押し込むことに成功。アウェイのユベントスが先制します。

 55分にはゼチリ選手が右サイドを突破し、グラウンダーのクロスに合わせたペレイラ選手がシュートを放つも、これはGKがスーパーセーブ。

 ユベントスは75分にムラトーレ選手が高い位置でのボール奪取からのカウンターでクレメンツァ選手に絶好機が訪れるも、これもGKクッキエッティ選手のセーブに逢い、追加点を奪うことができない。

 それでも、トリノにチャンスらしいチャンスを作り出すことを許さず、試合は 0-1 で終了。ユベントスはダービー戦に勝利し、リーグ戦2連勝となりました。

 

 試合後、グロッソ監督は次のようにコメントしています。

ファビオ・グロッソ監督:
「私達はチームとしてプレーしました。選手たちは楽しんでいましたし、ピッチ上のどこにボールがあっても良いプレーを見せました。

 ですが、もっと自分たちの持ち味を示すことができたはずです。試合全体としては勝点3を持ち帰らなければなりませんでした。なぜなら、私達の旅路はまだ続くからです」

 

2016/17 プリマベーラ順位表:グループB
  チーム名 勝点 得失
1 ユベントス 19 15 1 3 46 +32
2 キエーボ 19 12 4 3 40 +29
3 サッスオーロ 19 12 3 4 39 +16
4 エンポリ 19 11 4 4 37 +18
5 トリノ 19 10 6 3 36 +17

 カンピオナート・プリマベーラのグループBですが、2位のキエーボが第19節でアベッリーノに敗れたため、ユベントスとの勝点差が6へと広がりました。

 トリノが敗れたことで、3位に浮上したサッスオーロと4位に浮上したエンポリは共に直近5試合5連勝と波に乗っており、油断は禁物です。プリマベーラの次節は3月3日に開催される予定のベネベント戦。良い流れをリーグ戦で継続できるのかに注目です。