『トゥット・スポルト』によりますと、ユベントスが左SBでレギュラーとして活躍するアレックス・サンドロ選手との契約を延長する動きがあるとのことです。
2015年夏にポルトから移籍金2800万ユーロでユベントスに加入したアレックス・サンドロ選手は2020年までの契約を有しています。
これから選手としてピークを迎える26歳の攻撃力を持った左SBは他のチームが獲得に乗り出す可能性は十分に考えられます。そのため、ユベントスは先手を打つ形でアレックス・サンドロ選手に昇給付きで契約を1年延長し、2021年までにしたい考えを持っているものだと思われます。
アレックス・サンドロ選手の獲得に乗り出すチームがあるとすれば、プレミア勢でしょう。チャンピオンズリーグ出場を狙うビッグクラブの多くは左SBが補強ポイントになっているからです。
例えば、マンチェスター・シティは左SBの若返りを行う必要があり、2016年にポルトとの契約が満了するアレックス・サンドロ選手を(契約満了と同時に)獲得する本命チームとして目されていました。
選手側が「ポルトとの契約延長の意志がないこと」を示したことで、ユベントスがポルトの納得する移籍金を用意して選手の獲得に成功したという経緯があるため、マンチェスター・シティがその時の “お返し” をする可能性は豊富な資金力を持っていることを考えると十分にあり得ることです。
左SBでレギュラーのポジションを確立したアレックス・サンドロ選手を引き続きチームに留めておくことができる条件で契約延長に達することができるのか。交渉の行方に注目する必要がありそうです。