セリエA第23節インテルとのイタリア・ダービーを控え、アッレグリ監督の前日会見が行われましたので会見の概要を紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「マルキージオは良くなっていますが、現時点でいくつかの反動も起きています。明日は重要な試合になります。2つのポテンシャルの高いチーム同士の対戦となりますが、リベンジマッチではありません。(次の)クロトーネ戦と同じように3ポイントを目指して戦います。
バルザーリは発熱があったものの、今日のトレーニングは行う予定です。今日のコンディションを見ることになるでしょう。
シーズンでは浮き沈みがありますし、選手の好不調もあります。試合で使うフォーメーションは選手たちの特性によって決められるべきものです。上手く機能するかは分かりませんし、そうなった場合は変更することも可能です。
私はまだ1年半の契約があります。最優先事項はシーズンを上手く終えることです。
ディバラ?監督が決断しなければならないのであれば、どの選手も理解しなければなりません。パウロは怪我から復帰し、コンディションも上昇しました。彼にとって重要な1年ですし、ピッチ上で結果を残せばバロンドールを勝ち取る資格を得ることになるでしょう。
リヒトシュタイナーは素晴らしいキャラクターを持った選手です。彼は上手くプレーしていますし、満足できることです。なぜなら、個性は重要なことですからね。
ダニ・アウベスについても同様です。カルチョのことを理解しましたし、これからの残りシーズンで価値を付与してくれる選手だからです。
ピアニッチは並外れた選手です。様々なシステムでプレーできますし、ダブルボランチの一角として試合を良い形でコントロールできるようになりました。心理的な部分があったのかもしれません。彼は(ダメだと言われた)ディフェンスの前でプレーしていることに気づいていないのですから。
エヴラには感謝しなければなりません。彼の経験は私達の若手選手にとって、貴重なものでしたからね。
明日の試合では私達はチャレンジすることを確信しています。どちらのチームにもイカルディ、イグアインといった世界屈指のFWがおり、刺激的な試合になることでしょう。
混乱は生じていません。選手のコンディションを基準に私は選ぶ予定です。システムを改善させなければならないことはありません。ですが、ユベントスは情熱と要求水準を高めなければなりません。
自分たちの能力に気づかなければならないのです。勝つことは最低限のことですし、インテンシティーを増やし、守備のクオリティーをステップアップさせなければなりません」