冬の移籍マーケットが近づいていることもあり、「どの選手を補強するのか」という話題でメディアは盛り上がっています。それと並行する形でユベントスは3選手との契約を延長する見通しであると『トゥット・スポルト』などが報じています。
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ユベントスでは主力選手で2020年までの契約を持つボヌッチ選手とディバラ選手に対し、昇給した上で契約期間を1年延長して、2021年までとする方向で交渉を進めていると伝えられてきました。
今回、ルガーニ選手も同じような形で延長が決定し、近日中に公表されるだろうとトゥット紙が報じています。
選手名 | 現行契約 | 新契約 | ||
---|---|---|---|---|
年俸 | 期間 | 年俸 | 期間 | |
ボヌッチ (29) | 350 | 2020 | 350+ | 2021 |
ディバラ (23) | 300 | 300++ | ||
ルガーニ (22) | 85 | 85+ | ||
エルナネス (31) | 300 | 2018 | ー |
ボヌッチ選手やディバラ選手のチームへの貢献度やルガーニ選手の将来性を考えると、現状の年俸水準を高めた上で契約期間を延長する意味は大いにあると言えるでしょう。
ちなみに、ファンから槍玉に挙げられているエルナネス選手ですが、ガゼッタ紙の推定年俸を見れば、怒りの矛先が向いて当然です。
- 移籍金を支払って、獲得した選手
- 年俸は(ボヌッチ、ディバラといった)主力選手と同等
- パフォーマンスは低調な内容が続いている
同水準の年俸を得ている選手と比較して、チームへの貢献度が著しく低ければ、批判を受けて当然です。良いパフォーマンスをすれば称賛されるべきなのですが、選手によって求められる期待値の前提条件が大きく異なっていることを知っておく必要もあるでしょう。
ユベントスが2021年までの契約延長で交渉を進めていると報じられた選手はいずれもチームの屋台骨を支えることが期待される選手たちです。その期待にふさわしい年俸額で交渉がまとめることを期待したいと思います。