UEFA は公式サイト上で 2015/16 シーズンのチャンピオンズリーグに参加した全チームへの賞金の支払額を発表しました。ユベントスは3番目に高額となる約7260万ユーロを受け取っています。
項目 | ユベントス | Rマドリー | マン・C |
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参加給 | 12,000,000 | ||
成績給 | 5,824,000 | 8,540,000 | 6,432,000 |
市場給 | 52,932,000 | 26,027,000 | 46,921,000 |
R.16 | 5,500,000 | ||
QF | ー | 6,000,000 | |
SF | ー | 7,000,000 | |
Final | ー | 15,000,000 | ー |
合計 | 76,256,000 | 80,067,000 | 83,853,000 |
チャンピオンズリーグの賞金額ですが、本戦(=グループステージ)に参加すると『参加給』が支払われます。そこにグループステージでの成績によって『成績給』が加算される方針になっています。
ユベントスが UEFA からの賞金支払額が大きい理由は『市場給』(=マーケットプール)の配分が大きいためです。これはイタリアからの参加チームがユベントスとローマの2チームでマーケット収入を山分けしているからです。
参加チームが増えると、『市場給』は減ることになりますので、そのことに留意しておく必要があるでしょう。
『市場給』での減額が想定される分は『準々決勝給』、『準決勝給』、『決勝給』と勝ち進むことでカバーが可能であることはレアル・マドリードが証明しています。
プレミア勢のマーケット規模が大きいため、マーケットプールでの太刀打ちは難しいかもしれません。しかし、「チャンピオンズリーグ優勝」によるマーケティング上の価値はそれを上回ります。
そのことを念頭に置き、ビッグイヤーを掲げるためにチームを強化することを優先にすべきと言えるでしょう。
ちなみに、マンチェスター・シティ、レアル・マドリード、ユベントスに次ぐ賞金額を UEFA から受け取っていたクラブは以下のとおりです。
- パリ・サンジェルマン:70,803,000ユーロ
- アトレティコ・マドリード:69,665,000ユーロ
- チェルシー:69,174,000ユーロ
- ASローマ:68,461,000ユーロ
- バイエルン・ミュンヘン:64,391,000ユーロ
- バルセロナ:56,552,000ユーロ
- アーセナル:53,423,000ユーロ
これらのクラブに収入でも、成績でも敗けることがないようにユベントスには様々な面で奮起して欲しいと思います。