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ユベントス、株主総会で2015/16シーズンの財務諸表を承認

 ユベントスは現地10月25日に株主総会を行い、2015/16 シーズンに記録した財務諸表が株主に承認されたことを公式サイト上で発表しました。

画像:トリノで行われたユベントスの株主総会の様子
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 財務諸表の数値はクラブが以前に発表したもの(1)(2)(3)が承認されたものであり、株主総会が紛糾するような事態は発生していません。

 特筆事項としてはアニェッリ会長による “株主に向けたレター” という形でスピーチが行われたことでしょう。概要を箇条書きすると以下のようになります。

  • ユベントスには使命がある
  • この4年で欧州のフットボールクラブは +25% を記録
  • テレビ放映権やスポンサー収入も好調
  • 中国からの投資による影響は軽視できるものではない
  • 新しい市場は中国とアメリカに重点が置かれるだろう
  • CL決勝をスーパーボールと匹敵するイベントにする必要がある
    • 火・水曜の欧州20:45キックオフには疑問あり
    • アメリカは仕事中だし、アジアは睡眠中だ
    • 18:30と20:45の2つ分けることも考えるべき
  • イタリアと欧州が最優先であることに変わりはない

 

 NFL王者を決めるスーパーボールはスポーツイベントとして完成の域に達していると言えるでしょう。テレビCMのスポット料が非常に高額であることが有名で、どのCMが1番センスがあったのかという点でも盛り上がりがあるぐらいだからです。

 ただ、プレーごとにCMを入れやすいNFLとサッカーは異なりますので、工夫が求められることになります。

 ユベントスとしてはピッチ上で結果を出し続け、世界中のメディアで取り上げ続けられる状況を維持することが必要不可欠です。それがレアル・マドリード、バルセロナ、マンチェスター・ユナイテッドとの経営面での差を埋めるために求められていることです。

 

 2016/17 シーズンの売上高に直結するピッチ上での成績はどのような形で締めくくることになるのか。チームの戦いぶりに注目です。